ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

松本圭介『お坊さんが教えるこころが整う掃除の本』

おはようございます、ゆまコロです。 松本圭介『お坊さんが教えるこころが整う掃除の本』を読みました。 著者は東大卒の、浄土真宗本願寺派のお坊さんです。 この本で参考になると思ったのは、台所とお手洗いのお掃除についての記述でした。 「乾き布巾で台…

舛田光洋『人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」』

おはようございます、ゆまコロです。 ここからは、お掃除に関する本を取り上げていこうと思います。 舛田光洋『人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」』を読みました。 著者は北海道出身のコンサルタントさんです。 全体的には、「自分がしてほし…

茨木のり子『詩のこころを読む』

おはようございます、ゆまコロです。 茨木のり子『詩のこころを読む』を読みました。 茨木のり子さんの詩が好きです。 この新書には、茨木さんが選んだ詩が載っています。 詩が好きだけど、どんな詩人が好きかよく分からない、と思っていた自分にはとても参…

カレン・キングストン『ガラクタ捨てれば自分が見えるーー風水整理術入門ーー』

おはようございます、ゆまコロです。 カレン・キングストン、田村明子(訳)『ガラクタ捨てれば自分が見えるーー風水整理術入門ーー』を読みました。 (たいして整理整頓が上手くもないくせに、)お掃除や整理術に関する本が好きです。 この本は今まで読んだ…

石原加受子『仕事も人間関係も「すべて面倒くさい」と思ったときに読む本』

おはようございます、ゆまコロです。 石原加受子『仕事も人間関係も「すべて面倒くさい」と思ったときに読む本』を読みました。 なかなか面白かったです。日々、面倒くささを感じる事柄はあるのですが、「なにもかもが面倒くさい」という思考に陥る前に、読…

奈良美智『NARA NOTE』

おはようございます、ゆまコロです。 奈良美智『NARA NOTE』を読みました。 奈良美智さんの絵が好きです。 この本では、奈良さんが制作に向かう過程での苦労や、目指すところが日記形式でつづられています。 「99/08/21 それにしても、ここはなんて寒いんだ…

本尾読『一生仕事と人間関係に困らないために20代で覚えておきたい100の言葉』

おはようございます、ゆまコロです。 本尾読『一生仕事と人間関係に困らないために20代で覚えておきたい100の言葉』を読みました。 私はもう20代ではないのですが、初心に戻って得られるものがあるかもしれない、と思い手に取りました。 覚えておこうと思っ…

藤井義彦『仕事で疲れたら、瞑想しよう。1日20分、自分を浄化する習慣』

おはようございます、ゆまコロです。 藤井義彦『仕事で疲れたら、瞑想しよう。1日20分、自分を浄化する習慣』を読みました。 そんなに効果があるのかな?と思いつつも、なんとなく気になる「瞑想」です。 この本を読むまで、瞑想に種類があることを知りま…

スティーブ・モリヤマ『世界の実力者たちに秘かに伝わるユダヤの言葉』

おはようございます、ゆまコロです。 スティーブ・モリヤマ『世界の実力者たちに秘かに伝わるユダヤの言葉』を読みました。 素敵な格言がないかな、と思って手に取りました。 いいなと思ったのは、次の3つです。 ◆「自分に対してとことん正直になること、そ…

ポール・オースター『ティンブクトゥ』

おはようございます、ゆまコロです。 ポール・オースター、柴田元幸(訳)『ティンブクトゥ』を読みました。 「何かよくないことがあるのであって、それが何なのかは見当もつかなかったけれど、ヘンリーの悲しみがだんだんに自分にも伝染してきて、何分もし…

おちまさと『相手に9割しゃべらせる質問術 1対1が苦手なあなたへ』

おはようございます、ゆまコロです。 おちまさと『相手に9割しゃべらせる質問術 1対1が苦手なあなたへ』を読みました。 1対1って、考えただけで緊張します。会社の忘年会で、話したことのない人の隣の席に座っただけでも、どうしようという気持ちになります…

和田裕美『和田裕美の人に好かれる話し方』

おはようございます、ゆまコロです。 和田裕美『和田裕美の人に好かれる話し方』を読みました。 和田裕美さんは外資系教育会社に入社後、プレゼンしたお客様の98%から契約をもらったという営業のカリスマです。 いいなと思ったのは、次の二か所です。 ◆営…

渡辺健介『自分の答えのつくりかた』

おはようございます、ゆまコロです。 渡辺健介『自分の答えのつくりかた』を読みました。 子ども向けのストーリーのようですが、考え方、議論の仕方の基本がわかるようになっています。中高生の時に読みたかったなあと思いました。 「「君はどこかで、自分の…

枡野俊明『禅が教えてくれる美しい人をつくる「所作」の基本』

おはようございます、ゆまコロです。 枡野俊明『禅が教えてくれる美しい人をつくる「所作」の基本』を読みました。 枡野俊明さんは曹洞宗の僧侶で、作庭家です。 きれいに見える姿勢や、食べる行為も修行として考える禅の食事作法など、なるほど、と思う事柄…

イサク・ディネセン『アフリカの日々』

おはようございます、ゆまコロです。 イサク・ディネセン『アフリカの日々』を読みました。 イサク・ディネセンはデンマークの作家です。 以前、デンマークのガイドブックで記念館の紹介を見たときは「カレン・ブリクセン」というお名前だったような気がした…

村上龍『自殺よりはSEX』

おはようございます、ゆまコロです。 村上龍『自殺よりはSEX』を読みました。 ”情欲とロマンが溶け合った、ベストのセックスをした後、女の髪をなでながら、戦争をしたいとは思わないだろう。”という率直な気持ちから派生する、村上龍さんのエッセイです。 …

ポール・オースター、デビッド・マッズケリ『シティ・オブ・グラス』

おはようございます、ゆまコロです。 ポール・オースター、デビッド・マッズケリ、森田由美子(訳)『シティ・オブ・グラス』を読みました。 同タイトルのポール・オースターの作品のグラフィックノベルVer.です。(漫画バージョンです。)以前、日本語訳された…

保阪正康『あの戦争は何だったのか 大人のための歴史教科書』

おはようございます、ゆまコロです。 保阪正康『あの戦争は何だったのか 大人のための歴史教科書』を読みました。 この本では、昭和6年から昭和46年ころまでの日本の歴史について書かれています。 満州事変や二・二六事件など、言葉としては知っていても、一…

福田健『「話し方」の品格 「品のいい人」になれる10か条』

おはようございます、ゆまコロです。 福田健『「話し方」の品格 「品のいい人」になれる10か条』を読みました。 つい感情的になって汚い言葉を使った時など、品がないなあと思って自己嫌悪に陥るときがあります。 自分の事を言われているようでドキッとし…

亀山郁夫『ドストエフスキー 謎とちから』

おはようございます、ゆまコロです。 亀山郁夫『ドストエフスキー 謎とちから』を読みました。 この作者が訳した『カラマーゾフの兄弟』を以前読みましたが、その時の巻末に載っていた読書ガイドより、この本のほうが分かりやすくて面白かったです。作者の主…

マイケル・ボーンスタイン『4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した』

おはようございます、ゆまコロです。 マイケル・ボーンスタイン&デビー・ボーンスタイン・ホリンスタート、森内薫(訳)『4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した』を読みました。 物語は、1940年5月生まれの筆者マイケルが誕生する少し前から始ま…

立花隆『青春漂流』

おはようございます、ゆまコロです。 立花隆『青春漂流』を読みました。 立花隆さんが取材した、いろんな職業の方の青春について書かれています。 印象的だったのは、猿まわし調教師の方のお話と、ソムリエの田崎真也さんのお話です。 ●猿まわし調教師・村崎…

レイチェル・L・カースン『われらをめぐる海』

おはようございます、ゆまコロです。 レイチェル・L・カースン『われらをめぐる海』を読みました。 カースンは環境問題を告発した生物学者です。 海と生物の歴史が詩的に描かれていて綺麗です。語り口は嫌いではないのですが、内容はやや難解でした。 例えば…

羽海野チカ『3月のライオン 14巻』

おはようございます、ゆまコロです。 羽海野チカ『3月のライオン 14巻』を読みました。 羽海野チカさんは、『ハチミツとクローバー』の頃からのファンです。 私はこの本で、初めて「職団戦」という言葉を知りました。 職団戦とは、日本将棋連盟が年に2回主…

ポール・オースター『トゥルー・ストーリーズ』

おはようございます、ゆまコロです。 ポール・オースター、柴田元幸(訳)『トゥルー・ストーリーズ』を読みました。 この本はオースターのエッセイなのですが、読んでいるとなぜかそのことを忘れて、彼の小説みたいな印象を受けるのが不思議です。 特に心に…

裴英洙『一流の人はなぜ風邪をひかないのか?MBA医師が教える本当に正しい予防と対策33』

おはようございます、ゆまコロです。 裴英洙『一流の人はなぜ風邪をひかないのか?MBA医師が教える本当に正しい予防と対策33』を読みました。 NHKのニュースの中で紹介されていて、毎年夏も冬も風邪をひく私はすぐに買いに行きました。 冒頭に「風邪をひくた…

石川直樹展に行ってきました。

おはようございます、ゆまコロです。 新宿で開催中の、石川直樹さんの写真展に行ってきました。 以前、山好きの父(登ったりはしない)と一緒に水戸で写真を見たことがあり、印象的だったので今回も行ってみました。 石川直樹さんはエベレストに二度登っている…

丹羽宇一郎『死ぬほど読書』

おはようございます、ゆまコロです。 丹羽宇一郎『死ぬほど読書』を読みました。 読書のスタイルについて書かれた本が気になるときがあります。 作者の丹羽さんは、伊藤忠商事の社長さんだった方です。 共感できるな、と思ったのは、「欲望をどこまでコント…