ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

おちまさと『相手に9割しゃべらせる質問術 1対1が苦手なあなたへ』

おはようございます、ゆまコロです。

 

おちまさと『相手に9割しゃべらせる質問術 1対1が苦手なあなたへ』を読みました。

 

1対1って、考えただけで緊張します。会社の忘年会で、話したことのない人の隣の席に座っただけでも、どうしようという気持ちになります。

 

参考になりそう、と思ったのはこの二つです。

 

●質問づくりの基本は「リスペクトの精神」

「これさえもっておけば、相手に決して失礼な質問をしなくなるという武器があるのです。

 

 それは、リスペクトの精神です。

 

 自分の心の根っこに、相手に対する尊敬の気持ちをしっかりと置いてさえいれば、いちいち「これは失礼か、そうじゃないか」などと考えなくても、相手を傷つけたり茶化したりする言葉は自然と出てこなくなるもの。これはとても大切なことです。

 

 また、尊敬の気持ちと合わせてもう一つ大切なのが、相手を理解しようとする態度です。

 

 あなたが尊敬する相手は、あなたの想像をはるかに超えた深い人生観や経験、知恵の持ち主です。「わかんないから、聞いてんじゃん」的な軽い態度では、そこに近づくことすらできません。」

 

●「淀川(長治、映画評論家)さんは、たとえ駄作と言われる映画でも、いいところが発見できるまで何度もくりかえし見たのだそうです。ストーリーがダメなら、俳優の演技、カメラワーク、美術、衣装など。そして、どんな作品にも必ず一つはほめるところを発見できるとおっしゃっていました。

 

 人についても同じじゃないでしょうか。

 

「上司がつまらない」のではなく、上司のいいところを発見できないのは、自分の熱意が足りないからなのです。

 

 あなたが「どうせこの程度」と思っていれば、「その程度」の話ししか聞き出すことはできません。まず、自分のマインドを変えましょう。」

 

この発想は、例えば本の感想を求められたときなど、いろんな場面に使えるのではないかな、と思いました。

 

次の飲み会に生かしたいと思います。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

相手に9割しゃべらせる質問術 (PHP新書)

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