おはようございます、ゆまコロです。
松本圭介『お坊さんが教えるこころが整う掃除の本』を読みました。
この本で参考になると思ったのは、台所とお手洗いのお掃除についての記述でした。
「乾き布巾で台所すべての水滴を拭き取る」…大変そうだけど、やってみようかなと思います。
そしてそれ以上に気になったのは、次の言葉です。
「何でも買える。好きなものが食べられる。気の向くまま、やりたいことは何でもできる。みんな、自由な暮らしを楽しんでいるように見えます。
それなのになぜ、こんなにも私たちはシンプルな暮らし、自然な生きかたに憧れるのでしょう。それはきっと、私たちがこころのどこかで今の暮らしに「ほんとう自由」を感じていないからではないでしょうか。
多くの人が、自由とは、自分の思い通り好きなようにすることだと考えています。「ああしたい、こうしたい」と思ったときに、それを実現できることが自由だと、思い込んでいるのです。でも実は、それはほんとうの自由ではありません。「ああしたい、こうしたい」と思った時点で、そのことに心が執われているからです。
自由とは、自分の思い通り好きなようにすることではありません。執われることなく、日々おだやかに、こころを喜びでいっぱいに満たして生きることです。それは、私たちの一つひとつの行為の積み重ねから生まれます。
たとえば、掃除に精を出している時間、隅々まで丁寧に掃除をする時間はとても充実します。そして、掃除の行き届いた部屋で過ごす時間はまた、穏やかで快いものです。」
形から入ると、心も整うのかな、という気持ちになってきます。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
- 作者: 松本圭介
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2011/12/15
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