ニジタツ読書

日々読んだ本の感想です。面白い本がないかな~と思ったらご参考までに。

蜷川実花『オラオラ女子論』

おはようございます、ゆまコロです。

 

蜷川実花『オラオラ女子論』を読みました。

 

蜷川実花さんの撮る写真が好きです。

 

「自分の中で20代とか30代とかいう年代別で区切って考えたことがないから、20歳になった時も30歳になった時も、何の感動も感想もなかったんです。だって、やらなきゃいけないことややりたいことは日々、常にあって、それは歳とか関係なく継続されているでしょ?だから、昔を振り返っても後悔ややり残したことは一個もなくて、「よく頑張ったね」って言いたいかな。」

 

歳を取るのに不安を感じたり、無力感に駆られたりした時、響くものがあると思います。

彼女の語り口を聞いて、ますます好きになりました。

 

いつか現美新幹線に乗ってみたいです。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』

おはようございます、ゆまコロです。

 

村上龍コインロッカー・ベイビーズ』を読みました。

 

この本が舞台になったことを少し前のニュースで知り、タイトルは知っているけど、読んだことはなかったので、手に取ってみました。

 

作中ではいろんな理不尽なことが起こるので、何がテーマなのか、一言で言うのは難しいです。

時々、ドキッとして立ち止まるようなセリフが印象的でした。

 

好きな箇所はここです。

 

「立派な映画館で、アメリカに亡命したロシア人バレリーナの悲恋物語を見た。恋を選ぶか、バレエと祖国を選ぶか、白鳥の湖を踊りながら主人公が悩む、バカな奴だとキクは思った。自分が最も欲しいものは何かわかってない奴は、欲しいものを手に入れることが絶対にできない、キクはいつもそう考えている。最後の場面で主人公は恋人の胸に抱かれたまま息を引きとる。和代は声をあげて泣いていた。」

 

ラストはどうやってお芝居にするのか、謎が残ります。チャンスがあれば見てみたいです。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

 

菅原道仁『そのお金のムダづかい、やめられます 脳のしくみを知るだけで、浪費は"自然と"消えていく』

こんばんは、ゆまコロです。

 

菅原道仁『そのお金のムダづかい、やめられます   脳のしくみを知るだけで、浪費は"自然と"消えていく』を読みました。

 

読んでいて、「こういうこと、お店の戦略として、あるある」と思うことがいくつもありました。買物の際、自分の頭で必要か否かを考えているようでも、企業に踊らされている部分は大きいな、と思いました。

 

例えば、

大勢の人が選んでいるから良いものだ、と思ってしまう心理。

例、「とりあえずビール」と言う。街角の行列に並んでみる。など。

バンドワゴン効果

 

他人から好意や譲歩を受けると、お返しをしなければ、という心理になる。

例、店員さんが自分のサイズをバックヤードから出してくれた。他店の在庫を電話で問い合わせてくれた。など。

→返報性の原理

 

そんな戦略に乗って浪費しないために、本書は、自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識する能力=「メタ認知能力」を高めることを推奨しています。

 

そのためには、

・日記を書く

・小説、ドラマの主人公がトラブルに巻き込まれたとき、自分だったらどう解決するか?を考える

ことなどが有効なのだそうです。

 

お買物に対して慎重になれそうなので、お金が貯まらないな、と思った時など、参考になるかもしれません。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

 

 

菅原由香子『肌のきれいな人がやっていること、いないこと お化粧よりすっぴんがきれいになる』

こんばんは、ゆまコロです。

 

菅原由香子『肌のきれいな人がやっていること、いないこと   お化粧よりすっぴんがきれいになる』を読みました。

 

お化粧しなくてもきれいな肌の人に憧れます。男性でもツルツル・ぴかぴかのお肌の方に会うと、普段何を食べているのかとか、睡眠は何時間なのかとか聞きたくなります。

 

この本で覚えておこうと思ったことは以下の2つです。

 

●日焼け止めについて

日焼け止めに入っている成分には、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤とがある。

 

紫外線吸収剤(オキシベンゾン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)…皮膚毒性あり。

 

日焼け止め散乱剤(酸化チタン、酸化亜鉛)…紫外線吸収剤よりは普段が少ない。

 

 

●タバコについて

1本吸うと25〜100mgものビタミンCが破壊される。

ビタミンCはメラニン色素ができるのを防ぐ作用➕コラーゲンの生成を助ける作用がある。不足するとシミ・そばかすが増え、シワが出来やすくなる。

 

特に日焼け止めは、購入前に成分を見るようにしようと思いました。

 

あとは、特に驚くような事柄は無かったです。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

 

沢木耕太郎『キャパの十字架』

こんばんは、ゆまコロです。

 

沢木耕太郎『キャパの十字架』を読みました。

 

私は写真を見るのが好きです。

部屋に飾りたい写真をいつも探しています。

 

ロバート・キャパ(ハンガリーの写真家)が撮影したスペイン内戦の時の報道写真「崩れ落ちる兵士」は、銃弾に撃たれた兵士と見られていたけれど、写真の男性は実は被弾していなかった、という話は聞いたことがありました。

 

作中では、撮影したのも彼ではなく、恋人のゲルダ・タローが撮ったものである、ということも明らかになります。

 

「キャパには自分から結婚を申し込んだ唯一の女性であるゲルダ・タローがいた。しかし、そのゲルダは、キャパが二十三歳のとき、すでに死んでいた。もちろん、キャパが、ゲルダに対する思いを引きずっていたため、イレーヌ・ジャスティンとも、イングリッド・バーグマンとも結婚しなかったというのは、あまりにもロマンティックすぎる考え方のような気もする。ただ、キャパの心の奥底に、ゲルダに対する独特な思いが残りつづけていたことは間違いない。それが、愛情なのか、未練なのか、後悔なのか、贖罪の意識だったのかは定かではないのだが。」

 

ゲルダがパジャマ姿で寝ている写真を展覧会で見たことがあります。キャパが撮った写真です。

柔らかく、幸せそうな寝顔で、二人が辿った人生を思うと、胸がいっぱいになります。

 

自らの身を危険に晒して、写真を撮って下さったキャパとゲルダに敬意を表します。

 

ドキュメンタリー、写真が好きな方に読んでほしいです。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

 

白井明大『旬を楽しむ 日めくり七十二候』

おはようございます、ゆまコロです。

 

白井明大『旬を楽しむ 日めくり七十二候』を読みました。

 

春と比べてなかなか覚えられない秋の七草は、

・女郎花(おみなえし)

・薄(すすき)

・桔梗(ききょう)

・撫子(なでしこ)

藤袴(ふじばかま)

・葛(くず)

・萩(はぎ)

 

「おすきなふくは」と覚えるのだそうです。

 

手紙を書く際、時候の挨拶の参考になるような気がして手に取りました。

 

土用や博多どんたくなど、季節の話題でも、結構知らないことが多く、面白いです。

 

自分の生まれた頃がどんな気候なのか、読んでみるとなかなか楽しいです。そうそう、この時期ってこんな頃〜と思うかもしれません。

ちなみに私の誕生日の頃は

「蚕起きて桑を食う(かいこおきてくわをくう)」(5/20〜25)

食いしん坊なのでぴったりだと思いました。

(上記のお誕生日の方申し訳ありません。)

 

季節の移ろいが楽しみになります。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

楽しい秋の夜長でありますように。

 

エリナー・ドーリイ『キュリー夫人』

おはようございます、ゆまコロです。

 

エリナー・ドーリイ、光吉夏弥(訳)『キュリー夫人』を読みました。

 

宮崎駿監督が、キュリー夫人について、”こんな女の子がいたら恋に落ちてしまいそう” みたいなことを書いているのを見て、いつか読んでみようと思っていました。

 

マーニャ(キュリー夫人のこと)には夢があった。それも、お嫁にいきたいとか、機関車を運転してみたいとかいう、ただの女の子や男の子の夢ではなかった。マーニャの夢は、ポーランドだった。マーニャ・スクロドフスカは、祖国ポーランドの復興を助けなければならない。でも、どうやって?わずか十六歳の身で、しかも、お父さんと学校から詰めこまれただけのもので、どうやってそんなことができるだろう?」

 

どうやったらこんな考え方の十六歳になるのか?ということは、当時のポーランドの様子を知ると、分かるような気がします。

 

自国の言語も禁止された中で、いつも懸命に勉強する彼女の姿を思うと、自分はちゃんと生きているのかと自問せざるを得ません。

 

児童向けのような文体ですが、展開にメリハリがあって(恋愛のことなど、盛り上がりが多い)、物語として感情移入しやすかったです。

 

そして、ポーランドに行ってみたくなりました。

良かったです。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。