ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

カレン・キングストン『ガラクタ捨てれば自分が見えるーー風水整理術入門ーー』

おはようございます、ゆまコロです。

 

カレン・キングストン、田村明子(訳)『ガラクタ捨てれば自分が見えるーー風水整理術入門ーー』を読みました。

 

(たいして整理整頓が上手くもないくせに、)お掃除や整理術に関する本が好きです。

 

この本は今まで読んだ断捨離的な本の中では、個人的に一番効果がありました。

 

好きなところは、「写真」「タンスの中身」「机」など、カテゴリーごとに整頓する方法と、そこに至る心構えのような話があり、掃除するモチベーションに直結します。

 

例えば、「写真」はこんな感じです。

 

◆写真(その他友人からのクリスマスカード、誕生日カード、はがき、日記)

「写真は、まだ新しいうちに楽しんで下さい。コラージュを作ったり、壁に飾ったり、お財布に保存したり、ノートに貼りつけたり、絵葉書にして友達に送ったりしましょう。それの発するエネルギーが新鮮なうちに、最大限に活用しましょう。過去のつらかった時期を思い出させるような写真をとっておいてはいけません。楽しかった時の思い出だけを残して、あとは処分して下さい。何かもっと新しい、楽しいことのために引き出しのスペースを空けましょう。」

 

それと好きなのは、「心のガラクタをきれいにする秘訣」という章です。

 

◆批判、否定をしない

「他人のことを批判したり決めつけたりすることは、全てあなたが好きではない自分の要素を反映しているのです。もっとも強力な否定は、心の奥で自分は大した人間ではないと信じ込むことです。自分を否定する考えをやめると、他人のあら捜しをする自分も魔法のように消えてしまうことに気がつくでしょう。」

 

◆先延ばしにしない

「借金、人から借りたもの、やると約束して実行していないことなどは全て、あなたの意識の底で「早く片付けなさい」という小言を言い続けています。果たしていない約束は、実行を呼びかけてあなたのエネルギーを要求して来るのです。あなたが守れない約束をしてしまったのなら、相手に電話をかけて実行できないことを告げた方が、そのままうやむやにしてしまうよりずっとましです。」

 

筆者の「捨てる・捨てない」の判断基準も参考になりました。

面白かったです。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)

ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)