ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

福田健『「話し方」の品格 「品のいい人」になれる10か条』

おはようございます、ゆまコロです。

 

福田健『「話し方」の品格 「品のいい人」になれる10か条』を読みました。

 

つい感情的になって汚い言葉を使った時など、品がないなあと思って自己嫌悪に陥るときがあります。

 

自分の事を言われているようでドキッとしたのはこちらです。

 

●仕事のできる人は多忙を装わない

「忙しいのは、有能な証明どころか、その逆である。

 

 第一に、仕事を抱え込むタイプで、周りの人に任せることができない。

 

 第二に、なんでも自分でやらなければ気がすまないくせに、計画性がなく、間際になって、それこそ「バタバタ」する。

 

 第三に、あちこちに顔を出したがる傾向があり、脇から口を挟むお節介屋でもある。自分の仕事にじっくり落ち着いて取り組むことができない。(中略)忙しくても多忙を言いふらさない節度を持ちたいものだ。忙しがるのは品のない姿だからである。」

 

●話したがっている人の気配を読みとる

「「話したいことがあったら遠慮なく言ってね」「オレ、話を聞くの好きだから、なんでも話してくれよ」

 

 それなら話を聞いてもらおうと近寄ると、やたら忙しそうだったり、

「うん、何?実はね、いまね、私、こんなことを考えててね」

自分で喋り出したりして、意外に聞いてくれない。いわゆる「口ばっかり」。話し手は失望して、話に行かなくなる。わざわざ、「なんでも聞くから」と言う人に、聞き上手は少ない。調子がよく、自分が話したいだけの人が多い。」

 

品のよい人になる道は険しそうです。

会話に自信がない私には、耳の痛いもありましたが、「相槌の上手な打ち方」など、苦手な人と付き合う時のヒントになりそうな内容もありました。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

「話し方」の品格―「品のいい人」になれる10か条 (リュウ・ブックス アステ新書)

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