こんばんは、ゆまコロです。
今日は『病気になるサプリ 危険な健康食品』という本について。
低血圧で貧血、便秘に冷え性な私は、健康に関する話題が好きです。もちろん(?)サプリメントも好きです。
便秘のためにこれ、野菜不足解消のためにこれ、貧血のためにこれ…と、どんどん増やしていき、ある日ふと、「薬でもないのに、毎日こんなに飲んでていいんだっけ?」と気になりこの本を読みました。
"医薬品は効果が科学的に証明されなければ市場に出ることはないのに、サプリメントは効き目が仮説段階でも世に出せる"ということを知り、広告に踊らされ、勝手に効果を期待していたのがちょっと恥ずかしくなりました。
しかも、「臨床試験により効果が証明されたとしても、それを広告することができない」というのですから、宣伝や体験談を見ただけで、欲しくなってしまうというのは、企業の思惑にしっかりハマっている証拠なのかもしれません。
利用目的をはっきりさせ、費用がその効果に見合うかどうか、よく考えなければ購入するべきではないのかもしれない、と思いました。
他にも、「原価率は10%以下が常識」など、ショックな話題がいくつもありました。
読んだ時、前職を辞め、求職中の身だったので、かなり心に響きました。毎月お金を使い過ぎではないのかと…。
理科教育が専門、という筆者の文体は、学校の先生の授業のようで説得力がありました。
「これ、飲んでみようかな」と思った時に、開いてみるのもいいかも知れません。