ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

初心に帰って美肌を考える。『「コロナ老け知らず」女医の美肌習慣』を読んで

おはようございます、ゆまコロです。

 

石井美夏さんの『「コロナ老け知らず」女医の美肌習慣』を読みました。

 

季節を問わず3年もマスク生活が続き、もともと大して力の入っていなかったメイクもこれ幸いとばかり目元にしか施さない省エネモードになり、それが通常運転にな。

そして時々マスクを取った状態の己の顔を鏡で見て思うのです。

「あれ、老けたんじゃない?」と。

自分で思うくらいなんだから、以前からの私の顔を知る人はもっと露骨に感じ取っているはずです。

 

なにか対策を講じねばと思って取ったのが、今回の本です。

著者の石井美夏先生は形成外科と皮膚科のスペシャリストです。

テーマは「超スピード洗顔」と「保湿しすぎない肌環境」、これは基本に忠実な感じがします。

 

目の下のクマが気になる私が飛びついたのが、以下の項目です。

 

「紫外線徹底ブロックの弱点「顔の骨痩せ」は「目のクマ」の原因に。ビタミンDとカルシウムの補給を!


 青年期をピークに、歳を重ねるにつれて、顔の骨もどんどん痩せてきます。
老け顔はたるみやシミ、シワと並び、顔の骨痩せも大きな要因です。
一番わかりやすいのは、目のあたりでしょうか。
「近頃、なんだか目のクマが消えない気がする…」
というあなたは、頭や顔の骨が小さくなったことで、その周辺の皮膚や脂肪が重力に逆らえずに下に落ち、頬がたるんでしまった可能性も。
「骨の若さ」はそのまま、見た目の若さに直結します。ほら、若い子って、全身からパーンッとみなぎる感じがあるでしょう?あれは骨が若いから。同じ背格好でも、中高年ではあんなピチピチした印象になりませんよね。
 これ以上、骨痩せが進まないように、すぐに手を打ったほうがいいでしょう。
 ただし、前述のように、日光浴でDをゲットするのは、コロナ老けを回避する観点からしてもリスキーですよね。
 対策としてお勧めするのは、やはり食事でDとカルシウムを摂ること。
Dを豊富に含む食材の代表格はキノコ類。とりわけ干しシイタケは、天日で干されることによって、さらにDが増えている優れものです。
 Dは脂溶性ビタミンですから、水で戻したシイタケやキクラゲを中華風の炒めものにしたり、マイタケならば天ぷらにしても美味!チーズや小魚などを使ったカルシウム充実メニューを添えれば完璧です。
 栄養素をサプリメントに頼るのはあまり感心しませんが、Dに関しては、ちょっと頼ってもいいかもしれません。多忙で食事が不規則になりがちな方は、補助的に摂ってもいいでしょう。」
(p62)

 

カルシウムの骨への沈着を助けるビタミンDを摂るには、紫外線に当たることもおすすめ、と聞いても、喜んで日光浴できないのが悩ましいところです。

この記述を読んでゆまコロは、オートミールの中華粥に干し椎茸を入れていました。(1枚位じゃダメだろうと思いながらも。)

鮭にも含まれるらしいので、今は朝ごはんを瓶詰めの鮭と納豆にして、雑穀米で頂いております。

 

それと、顔はついつい洗いすぎちゃうので、覚えておこうと思ったのがこちら。

 

 なるべく避けていただきたいのは、「W洗顔」。
 日常的なW洗顔で、日本人の70%は乾燥肌になっているという報告もあります。
 ここ一番のしっかりメイクを落とす時に、頼りになるのは、「泡」と「時間」の力です。
 メイクも落とせる泡タイプの洗顔料ならば4〜6プッシュほど、片手に乗るぐらい取ったら、顔全体を泡で包み込みます。
そのままなじませて、そっとメイクを浮かす。泡を毛穴に浸透させるように。
メイクの濃さにもよりますが、30秒から1分ぐらいはなじませてみましょう。
それから、1〜2分ほど、そっとすすげば完了です。
 確かに、この「泡浸透クレンジング」でも、場合によっては、毛穴に詰まったこってりファンデが落ち切らない可能性もあります。
しかし、毎日厚いメイクをしているわけでもなく、かつ、必要十分・最小限の保湿によって肌の生まれ変わりが順調に促されているのであれば、いずれ角質層が垢となって剥がれ落ちる時に、一緒にきちんと排出されます。
(p83)

 

なお、「朝の洗顔は「夜の泡量の4分の1」で天然ワックスを落とさぬように!
でも「水だけ洗顔」は老化とシミの元凶」とのことです。

 

石井先生は、メイクも落とせる泡タイプの洗顔料として、プラスリストア「クレンジングソープ泡 ホームケア」200ml(税込3850円)をおすすめされていました。

 

 

(でも、在宅勤務時などは石鹸で落とせる日焼け止めだけなので、固形石鹸を泡立てネットで泡立てたものでも、私には十分だなと感じました。)

 

あまりお手入れに手をかけすぎず、それでいて食べるものには気を遣う、そんなやりかたで美肌を追求していきたいなと思う次第です。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。