ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

金子由紀子『暮らしが変わる40の習慣 シンプル生活のマイルール』

おはようございます、ゆまコロです。

 

金子由紀子『暮らしが変わる40の習慣 シンプル生活のマイルール』を読みました。

 

お掃除や整理整頓とは少し違うかもしれませんが、いいなと思った箇所はこちらです。

 

◆「姿勢がよくて困ることは一つもない。スタイルがよく見えるし、腹筋・背筋を使うから、健康にもいい。颯爽として、前向きで、積極的な人に見える。

 

 たとえ美人でなくても、必要以上に不美人には見えなくてすむかもしれないなら、とりあえず姿勢だけはよくしておいたほうがいい。何しろ、今すぐできて、何の技術も道具も必要なくて、一銭もかからないのだから。」

 

よく分かります。なのに、どうして自分は猫背になってしまうのか…。

恥ずかしくなります。

もう一つ、いいなと思ったエピソードがこちら。

 

◆「以前、旅先のバリ島で、ある運転手さんにお世話になった。生粋のバリ人で、名前はニョマンさん。バリから一歩も出たことがないという。(中略)

 

「この車は、お客だったドイツ人が、無期限で貸してくれているんだ。運転の仕事はあんまり儲からないし、家はボロな借家だけど、車があるおかげで、家族や友人が病気になったり、急用があるとき、乗せてあげることができる。僕は本当に幸運だよ」

 

見た目はコワモテで、ナマハゲにどことなく似ていた彼だが、素顔はシャイで奥ゆかしい。そして何より、本当の豊かさを知っている、素敵な人だと思った。

 

自分が持っているモノの豊かさではなく、自分が人にしてあげられることのできる豊かさ。」

 

豊かって、どういうことなのかな、と、学生の頃よく考えていました。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

暮らしが変わる40の習慣

暮らしが変わる40の習慣