ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

沖幸子『ドイツ流掃除の賢人 世界一きれい好きな国に学ぶ』

おはようございます、ゆまコロです。

 

沖幸子『ドイツ流掃除の賢人 世界一きれい好きな国に学ぶ』を読みました。

 

著者はライオンに入社された後、イギリス、ドイツ、オランダで生活マーケティングを学んだという評論家です。

 

この本も、具体的なお掃除の方法が明記されていて、やる気は喚起されます。

 

鏡のお掃除と、電子レンジのお掃除が参考になりました。

 

●鏡

「バスルームの鏡は、週に1度、歯磨き粉を硬いスポンジにつけて磨く。きれいに掃除をした後は、固形石鹸かボディシャンプーを少量塗って、鏡を乾いたタオルで拭く。」

 

●電子レンジ

「レモン汁で濡らしたタオルを庫内に入れ、「強」で1分。タオルが冷めてから庫内を拭く。(ニオイ消しにもなる)」

 

それと、本書で紹介されていることわざがいいと思いました。

 

「「オルドヌング(ordnung=整理整頓され、秩序正しいこと)は人生の半分」

(ドイツのことわざ)

快適な暮らしは、心を豊かにする。その始まりのすべては、毎日の秩序正しい生活があるからこそ。家の中をピカピカにできるのも、暮らしそのものが掃除しやすいように片付いているからです。

 

 どこに何があるかがすぐ分かるのは、決まったものが決まったところにあり、物の数が自分で管理できる量だからです。」

 

決まったものが決まったところに…ない。物の数が自分で管理できる…できないな~~。と思い、耳の痛い言葉でした。頑張ります。

 

でも、掃除の賢人、と聞くと、さぞ気合の入ったお掃除が待っているのかと思いきや、「毎日の掃除は15分以内で、途中でも終わるのがコツ」と書いてあるのが、なんとなく親しみやすくていいなと思いました。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

ドイツ流 掃除の賢人―世界一きれい好きな国に学ぶ (知恵の森文庫)

ドイツ流 掃除の賢人―世界一きれい好きな国に学ぶ (知恵の森文庫)