ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

収入増より支出を減らそう。『月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活』を読んで

こんにちは、ゆまコロです。

ずいぶんこちらを放置してしまってごめんなさい。


更新していなかった間、ずっと読書をしていなかったわけではないのですが、パソコンの前に座ってまとめるのが億劫に感じる時もあり。継続力がなくて情けないです。
そうは言っても、読んだ本も手元から離れていってしまうと、記憶も砂のように消えていくので、それはそれで勿体なさを感じることもあり。複雑です。
自分でプレッシャーにしすぎないよう、気楽にやっていきたいと思います。
これからも温かく見守っていただけますと幸いです。

というわけで、再開1冊目は、
ミニマリストTakeruさんの『月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活』から。

大掃除のシーズンですね。
ちなみにゆまコロは、大掃除は夏から秋にかけて実施する派です。
冬はあかぎれしやすいもので。
お盆休みからスタートして、秋が終わる頃までまったり掃除してます。

たくさんあるミニマリスト関連の本の中でも、本書はタイトルにある「10万円」というキーワードが特に印象的です。

本書で心に残った箇所は、こちらの項目です。


「時間とお金に追われる生活からの解放

生活費を一度見直し、無駄な支出を削ることが重要です。現代は大量消費社会で、「モノをもっと買いなさい」「モノを買えば幸せになれる」と誘惑してきます。
 しかし、今までにあなたは大量のモノを買ってきたと思いますが、幸せになれたでしょうか。このままどれだけのモノを買い続ければ、幸せになれるのでしょうか。モノは僕たちを幸せにはしてくれません。つまりこの先、いくらモノを買っても幸せにはなれないのです。幸せになりたければ、モノを減らすほかありません。この消費社会から抜け出すことが、お金と時間に追われる生活から解放される唯一の方法です。
 ミニマリストになると、あらゆる誘惑に動じなくなります。今の自分に必要かどうかを瞬時に判断することができるからです。すでにあるモノで必要最低限の暮らしをしているミニマリストからしてみれば、わざわざ自分の貴重な資産であるお金と時間を消費してまでモノを買いたくありません。大事なのは、自分の夢と天秤にかけた時に、どちらが重要かを判断することです。
 モノを買えばそのぶん、やりたいことから遠ざかってしまいます。モノを買うには、お金を稼がなければいけません。たくさん働いてようやくお金が貯まったら、買いたいモノについて念入りに調べ、実際に買い、そして買ったあともホコリを払ったり、修理したり、整理整頓や維持管理にとても手間がかかります。モノをひとつ買うということは、それだけ時間とお金を消費するのです。
 ですが、モノを買わなければ消費される時間とお金も減ります。つまり、モノをできるかぎり少なくすれば、お金と時間は逆に増えるのです。もしもあなたがお金と時間に余裕のある生活を送りたければ、もっと収入を上げようとするのではなく、まずはモノを減らすことの方が重要です。」

 

「今までにあなたは大量のモノを買ってきたと思いますが、幸せになれたでしょうか。このままどれだけのモノを買い続ければ、幸せになれるのでしょうか。モノは僕たちを幸せにはしてくれません。」
この言葉、結構心に響きました。お店に行って商品を手にとっても、ネットショッピングで購入ボタンを押すときも、この商品は私を幸せにしてくれるだろうか、と考えるようになりました。
本当にこの商品を購入すべきか否か、を再考するには、なかなか良い考え方ではないかと思いました。

収入を増やすより支出を減らしたいと考える方には、参考になるかもしれません。

10万円で収まるように頑張ってみようかな。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

電子書籍で読んだために、引用したページ数を控えるのを忘れてしまいました。申し訳ございません。)

 

 

amzn.to