ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

「不思議の国のアリス展」に行ってきました。

おはようございます、ゆまコロです。

 

横浜のそごう美術館にて開催中の、「不思議の国のアリス展」に行ってきました。

 

10月の日曜日に出かけました。

そごうの前は10時の開館前からいっぱいでしたが、6階の美術館には一番乗りで入りました。

出る頃にはグッズショップにお客さんがあふれていましたが、展示が観にくい程の混雑ではなかったです。

 

作者のルイス・キャロル(本名チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン)の生い立ちや交友関係などが分かる、興味深い展示でした。

 

私がいいなと思ったのは以下の点です。

 

  • ダリの描いた挿絵がある。

アリスの世界でさえも、ダリが描くとダリの世界観になっているのが面白かったです。

かといって、物語とかけ離れた絵なのかというとそうでもなく、読者がイメージをふくらませやすそうな絵なのが凄い。色彩も鮮やかで彼らしいと思いました。

キノコの絵が可愛かったです。

「チェシャねこいもむし」が、一目で、ああ、エリック・カールさんだと分かります。グッズにもなっていて愛らしいです。

  • アーサー・ラッカムの原画がある。

ゆまコロは今回、この展示を楽しみに行きました。

大好きな挿絵画家さんですが、原画を見たのは初めてです。

カエルと一緒にいるときの、アリスのお洋服が好きです。(あまりアリスっぽくない服装ですが。)

繊細なペン画に、つい息を止めて見入ってしまいます。

 

当時のイギリスで郵便制度が発達したことを受け、アリスの切手ケースの販売を考案したり、舞台化を希望したりと、ルイス・キャロルは商売も上手だったことがうかがえます。

 

他にも、トーベ・ヤンソンさんが挿絵を描いた本(洋書)も展示&販売されており、この作品がいろいろな国で愛されていることがよく分かりました。

 

 

 

 

www.alice2019-20.jp

 

リアル脱出ゲームとのコラボもあり、ますますの広がりを感じさせる展示でした。

写真撮影OKのスペースもあり、親しみがあって良かったです。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。f:id:hamletclone:20191006222908j:image