おはようございます。ゆまコロです。
東京ステーションギャラリー(東京・丸の内)にて開催中のアルヴァ・アアルト展「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」に行ってきました。
アルヴァ・アアルト(1898-1976)はフィンランドの建築家、デザイナーです。
恥ずかしながら、彼の作品は椅子しか知らなかったのですが、他にも都市計画や絵画なども描いており、多岐にわたって活躍された方なのだということが分かりました。
良かったもの:
●パイミオのサナトリウム
パイミオはフィンランドの地名です。このサナトリウムの1室が復元されているコーナーが良かったです。洗面台が取り付けられている場所が高く、洗髪もできそうな形で、その使いやすそうなデザインに思わず蛇口をひねってみたくなります。(※残念ながら触れません。)
シンプルながらも居心地が良さそうで、泊まってみたくなります。(サナトリウムですが。)
●ヴィープリの図書館(ロシア)
決して派手だったり、奇抜だったりという建物ではないのですが、本が詰まっている写真を見ると、ここを訪れたくなります。受付カウンターへ誘導する、くにゃっと曲がった手すりが可愛いです。
波打つ天井がインパクトあります。大工さんはどうやって建てるのか、素人には見当もつきません。
●イッタラのフラワーベースの型
この、雲のような形のフラワーベースが、彼のデザインだということを初めて知りました。ガラスを流し込む際の木型が展示してあるのですが、その隣で流れる工場の映像が面白かったです。たくさんの人が分業して、お店にやってくるんだなということが分かります。つい見入ってしまいます。
他にも、椅子の曲線を形作る曲げ木の展示や、その作り方の映像、照明の展示もあって、とても興味深かったです。
そして、展示室を出た部屋(ミュージアムショップの手前、自動販売機が置いてあります)にあった椅子が、とっても座り心地が良かったです。
この椅子に座って本を読みたい。
東京・丸の内の東京ステーションギャラリーにて開催中〜2019年4月14日まで。
最後まで読んで下さってありがとうございました。