ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

ミニマルライフ研究所『「何もない部屋」で暮らしたい』

おはようございます、ゆまコロです。

 

ミニマルライフ研究所『「何もない部屋」で暮らしたい』を読みました。

 

10人のミニマリストさんのお部屋の写真と、どうしてミニマリストになったのか、といういきさつ、ライフスタイルのこだわりが紹介されています。

 

いろんなところで似たような話を聞くのに、やっぱり出来なくて、それでもチャレンジしてみようかな、と思ったのが、肘さんのこのお話。

 

 

 必要と不必要を見極める境目は、 "1年以上使っていないモノ"  だと思います。だって使う機会がなかったんだから、基本的にいらないモノに分類されますよね。そんなときは思い切って捨てちゃえばいいんですよ。それにこれは、意図的にすることもできますよ。捨てようか迷っているモノを押し入れの中にしまっちゃうんです。それで、1年間使わないようにします。それで普通に生活できたら、自分には必要なかったんだと思えるんです。これを繰り返していったら、モノがほとんど残らないと思いますよ。本当に必要なモノなんて、限られた数でしかないんです。それに気づけるかは自分次第ですけどね。(p72)

 

 

もう一つ、共感できたのが、おふみさんのミニマリストになったきっかけのお話です。

 

 

 ミニマリストになったもともとのきっかけが掃除によるストレス。モノが多い2階建ての一軒家の掃除は本当に大変でした。仕事に行く前に掃除をしようと思っても、目の前にあるモノの多さや家具を移動させることを想像するだけで嫌気が差し、「どうしようか」と迷っていたりボーッとしていると、何もできないまま仕事に行く時間になってしまいます。仕事で帰宅が遅くなることが多いので、夜に掃除をすることはほとんどなく、また朝の “掃除をするかどうかの葛藤” にストレスを感じる毎日でしたね。

 

 その点、今は地べたにモノを置かない生活をしているので、仕事に行く前にクイックルワイパーをさっとかけるだけ。10分もかからず終わり、そのあとはゆっくりできるので朝から読書をする時間も持てます。(P140)

 

 

お掃除が楽になる、と聞くと、非常に羨ましくなります。

いろんなお部屋の写真の中では、クラタ マキコさんのリビングが好きです。

たくさんの写真を見てお掃除のモチベーションが上がってきたので、 「1年間しまっちゃう作戦」はぜひやってみようと思いました。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

「何もない部屋」で暮らしたい

「何もない部屋」で暮らしたい