ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

弘兼憲史『僕はこう考えて生きてきた』

おはようございます、ゆまコロです。

 

弘兼憲史『僕はこう考えて生きてきた』を読みました。

 

漫画・島耕作シリーズの作者の本です。

 

島耕作に生まれたら、人生楽しいだろうなあと漫画を読んでいて思いますが、彼が自分の父親だったらと想像すると、猛烈に反発する自信があります。

 

そんな漫画の作者が大事にしていることがよく分かる本です。

良いなと思ったのは次の二つです。

 

◆「イヤな人間ほど有能、有益である」ことの確率の高さ。

「イヤなやつを無理に好きにならなくてもいいから、「嫌い」であることを理由に遠ざからないほうがいい。むしろ、興味をもって観察や研究や分析の対象とした方が有意義だ。」

 

難しいミッションだと思いました。でも、嫌いな人の意外な一面が見えると、苦手ではなくなったりすることもあるので、一面だけを見て判断するのはもったいないことなのかもしれません。

島耕作も、立場や境遇の違う人に会ったとき、その人と同じ目線に立つことができるので、そこは凄いなと思います。

 

◆「叱られ上手になるために。」

「①言い訳はいっさいしないと腹をくくること。

 

 ②「申し訳ありません。以後、気をつけます」などと、謝り言葉は簡潔にして、何度もくどくど謝らないこと。

 

 ③相手の目を見て叱られること。」

 

仕事をする上でも、共感できる項目があるかもしれません。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

僕はこう考えて生きてきた

僕はこう考えて生きてきた