ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

服部みれい『SELF CLEANING BOOK 2 自由な自分になる本』

おはようございます、ゆまコロです。

 

服部みれいさんのファンである友人から借りて、『SELF CLEANING BOOK 2 自由な自分になる本』を読みました。

 

この中で気になったのは、温活を推奨する耳鼻咽喉科医・進藤義晴先生の「鯛の毒」という話です。

 

「元気がなくなったら、元気になろうとするのではなく、なぜ失敗したのか、自分のまちがいや欠点を反省して、それを直そうと努力することです。癒しを求めたり、自分がきらいになるというようなことは落ち込みをひどくするだけで、何の効果もありません。たいした努力もしないで、成功を求める。(中略)そういうこころは、イヤシイこころです。」

 

「自分自身が活かしようのある人間になるためには、いろいろなことを面倒がらず真剣に学ぶこと。損をしてもよいから、他人のために働くこと。「儲けたい」、「目立ちたい」、「いばりたい」、「楽をしたい」、「たのしみたい」というような、「毒の鯛」は、食べないようにすることです。」

 

いろいろなことが面倒くさく、とにかく楽をしたい気持ちになっていた自分には耳の痛いお話でした。

 

他にも、自由であるとはどういう状態なのか、筆者自身の考え方が書かれています。

「自由」を考える上でのヒントがあるかもしれません。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

自由な自分になる本 増補版: SELF CLEANING BOOK 2 (ちくま文庫)

自由な自分になる本 増補版: SELF CLEANING BOOK 2 (ちくま文庫)