ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

リズ・ブルボー『あなたは誰?』

おはようございます、ゆまコロです。

 

リズ・ブルボー、浅岡夢二(訳)『あなたは誰?』を読みました。

 

違う本の中で引用としてこの本が紹介されていて、興味を持ちました。

 

読んでいて、自分にもこうやって誰かを不愉快に感じる時があるかもしれない、とドキッとしたのがこの話です。

 

「たとえば、食べ過ぎたり、飲み過ぎたり、要するに自分をコントロールすることのできない人を見て、あなたが不愉快に思ったとしましょう。そういう時には、自分を点検してみるのです。あなたをいま困らせている問題はなんですか?

自分をコントロールできないことですか?誰かへの依存ですか?

 

 もし、それが、自分をコントロールできないことであるとしたら、今あなたは、自分を時々コントロールできないことがあり、しかもそうした自分が好きではないということを〈意識化〉しつつあるのです。(中略)

 

 それはどんな依存でしょうか?あなたが幸福になるために、あなたには誰が、または何が必要なのでしょうか?配偶者ですか?仕事ですか?甘いものですか?タバコですか?他人のアドバイスですか?あなたは今、自分に可能な限りの生き方をしていることを認めましょう。あなたの今の力ではその生き方が最高なのです。でも、やがて、あなたは、誰にも、また何にも依存しないで生きることができるようになります。」

 

人を見てその振る舞いにイライラするときは、自己を見つめなおした方がいい、という教訓は、なるほどなと思いました。

 

しかし最初は面白かったのですが、後半ダレてしまいました。申し訳ないです。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

あなたは誰?―すべてを引き寄せている〈自分〉をもっと知るために

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