ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

末次由紀『ちはやふる41巻』

おはようございます、ゆまコロです。

 

末次由紀ちはやふる41巻』を読みました。

 

いろいろ事件のある巻でした。

感じたことを箇条書きしていきます。

 

●表紙

千早とお姉ちゃんの表紙が素敵です。春らしくて可愛いです。原画展に行ったとき、単行本の表紙のお花と人物を別に描いているんだということが分かりましたが、いつもそのキャラクターや雰囲気に合ったお花のチョイスが良いと思います。

 

●詩暢ちゃん

SNSが炎上しても、自分に出来る仕事の創出のためにがんばる詩暢ちゃん…。がんばってほしい。でも、卒業後はどんな進路になるのかとても気になります。

 

●千早ちゃん

新と詩暢ちゃんのツーショットに心を痛める千早ちゃん。そしてクイーン戦の前のこの孤独な感じ。受験生なのに辛いだろうなあ。

 

●千歳ちゃん

千早のお姉ちゃんです。メディアへの露出でにわかに注目を浴びる千早とぎくしゃくするというこの辛い展開。表紙の登場に喜んでいたのもつかの間でした。でも、特に芸能界を望んでいない妹の方を世間が注目する、というのは、相当な苦しみだと思います。なんとか、自分の道を歩んでいってほしいと願います。

 

他には周防名人の伯母さまの登場シーンが良かったです。

でも戦いの前に、苦しい心境の描写が多かったです。

 

もうすぐラストが近いのでしょうか。2019年7月の次巻が楽しみです。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

ちはやふる(41) (BE LOVE KC)

ちはやふる(41) (BE LOVE KC)