ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

新井一『リスクゼロで小さく起業 会社を辞めずにあと5万円!稼ぐ』

こんばんは、ゆまコロです。

 

新井一『リスクゼロで小さく起業  会社を辞めずにあと5万円!稼ぐ』を読みました。

 

休日に取り組みたくなる好きなことや、早起きしたりして仕事の合間に行っても、苦にならないことで、何かお金になりそうなことを探す、というのが本書のコンセプトです。

 

自分に「できること」は、以下の4つの中から見つける、と筆者は言っています。

 

・プロダクト系(形あるものを作ったり売ったりする)

・スキル系(技術や労力を提供する)

・ノウハウ系(情報や知識を提供する)

・スペース系(皆が集まる場を提供する)

 

どんな人でもそれ(起業に結びつく才能や能力)を持っている、とあるのですが、読んだあとにも私にはそれ(=お金になりそうな趣味)がなんなのか、よく分かりませんでした。

 

それなら自分を探しに行った方が早いのかな?と思ってしまいそうですが、そういう動機でセミナーなどに参加するのもちょっと違うようです。

 

「自分探しをしたいといったふわふわした気持ちで参加すると痛い目にあいます。というのも、セミナーというのは魔の手が多い世界だからです。

(中略)とくに注意すべきなのは、カモを探してセミナーにもぐり込んでくるネットワークビジネスの勧誘。なれなれしく近寄ってくる人や、妙に話し方がうまかったり、連絡先を全員と交換したがるような人は要注意です。

  こうした魔の手に引っかかってしまっては起業どころではありません。大金を投じたあげく、家族から見放され、友人を失ったりという人を私は何人も見てきました。

  そうならないために大切なのは、何よりも自分の「軸」を持つことです。つまり、自分が何をしたいのか、何を目指すのかをしっかり持つことです。軸がしっかりしていれば、ふらふら動くことはなく、外から怪しいお金儲け情報を持ちかけられてもきっぱりと断ることができるようになります。」(p104)

 

いろんな起業の例もあります。モーニングコールで他の人を起こすなど、できなくもなさそうだけど、特にやりたいかと言われればよく分からず。

自分の特技が自分では分からないような、モヤモヤした感覚が残りました。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

リスクゼロで小さく起業 会社を辞めずに「あと5万円! 」稼ぐ

リスクゼロで小さく起業 会社を辞めずに「あと5万円! 」稼ぐ