おはようございます、ゆまコロです。
東京・世田谷美術館で開催中の「チェコ・デザイン100年の旅」に行ってきました。
アルフォンス・ミュシャの絵が好きなので、チェコつながりで興味を持ち、行ってきました。
9月の日曜日に行きましたが、開館5分前くらいで、外に待っている人は3人ほどでした。会場内は1テーマ(1章)に10人くらいのお客さんの入りで、それほど混雑している、という感じでもなく、見学しやすかったです。
1894年から、2012年までの、チェコのデザインを象徴するものが展示されています。
食器、椅子、ランプ、バイク、書籍、ポスター、玩具など、ジャンルは多岐にわたります。
その中で個人的に気に入ったのは、
- イジー・シュハーイェクの「花瓶」1999年
<四季>シリーズの2品です。一つの花瓶の中で、ブルーからパープルへ、もう一つはグリーンからイエローへと、グラデーションになっている色が綺麗です。
- リブシェ・ニクロヴァーの「ネコのアコーディオン」1963年
プラスチック製のおもちゃです。
胴体が蛇腹になっています。両手に乗るくらいのサイズですが、どんな音が鳴るのか気になります。
他に、ミュシャがデザインしたチェコの紙幣が展示されているのがファンとしては嬉しいところです。
「1930年代:シンプルなかたちと機能性」の章で見られる食器のモダンなデザインは、逆に新しさを感じました。ちょっと遊び心のある無印良品のような感じです。
「1950-60年代:日常生活と応用美術の開放」の章では、掃除機と『世界文学』という本の装丁が素敵でした。装飾的すぎない、そっけないデザインが親しみやすいです。
ミニマリストのお部屋にありそうな、シンプルなデザインのものが多く、どれか購入できるとしたらどうしようか、などと考えてしまいます。
まだ訪れたことのないチェコですが、ちょっと身近に感じられる展示でした。
東京・世田谷美術館にて開催中~2019年11月10日(日)まで。
最後まで読んで下さってありがとうございました。