おはようございます、ゆまコロです。
佐々木典士『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』を読みました。
ミニマリストを目標とする気持ちに目覚めた本です。
筆者がお母さんからもらった手紙の場面が印象深いです。
「ぼくが今までにもらった手紙は、すべてスキャンし実物は手放した。手放した手紙で忘れられないモノがある。
母からもらった「乗り換え案内」。実家の香川県を離れ大学に通うため、東京で1人暮らしを始めたぼく。これから暮らし始める街に、初めて1人で降り立つため、母が羽田空港から街までの「乗り換え案内」を手書きで書いてくれたのだ。
モノレールに乗って、山手線に乗って、西武新宿線に乗って…。極度の方向音痴で、携帯も持っていなかったぼくのために書いてくれた乗り換え案内。母はどういう思いでぼくを東京に送りだしてくれたのだろう?その乗り換え案内も、持っているときはその存在を忘れていた。手紙の山に埋もれていて、見返せなかったからだ。捨てる段になって、初めて大切に思えた。もう手元にはない。捨てることと忘れるとことはイコールではない。捨てたからこそ、忘れられないモノがある。」
この本の作者さんのお部屋の写真を見ると、
「あ〜〜〜、片付けしたい」という気持ちが物凄く起きます。
頑張ります。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
- 作者: 佐々木典士
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2015/06/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (21件) を見る