ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

川田修『かばんはハンカチの上に置きなさい トップ営業がやっている小さなルール』

おはようございます。ゆまコロです。

 

川田修『かばんはハンカチの上に置きなさい トップ営業がやっている小さなルール』を読みました。

 

不思議なタイトルだなと思って手に取りました。

 

このタイトルは、電車やオフィスの床に置く営業かばんは土足と同じなので、個人宅のリビングでは必ず下にハンカチを敷き、その上にかばんを置く、という気遣いなのだそうです。

 

著者は外資系生命保険会社の営業さんです。

 

心に留まったのはこれです。

 

「私が新人の頃、こんなことを教えてもらいました。「お客様の自宅にプレゼンテーションに行くとき、玄関に手を当てて『今日私はあなたたちのことだけを考えてお話をします。ですからどうかご理解ください』と唱えてから、家のチャイムを押しなさい」
 これはお客様にメッセージを送っているのではなく、自分に対して送っているのだと思います。
 
 馬鹿らしいことかもしれません。
 でもそのくらい、営業マン・ウーマンは自分本位になりがちなのです。」

 

確かに、結果を求めるあまり、肝心な目の前のお客さんのことは二の次になってしまうことは、もしかしたらあるかもしれない、と思いました。

 

営業職に就いている人は、お仕事に行き詰まった時、なにかヒントがあるかもしれません。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

かばんはハンカチの上に置きなさい―トップ営業がやっている小さなルール

かばんはハンカチの上に置きなさい―トップ営業がやっている小さなルール