おはようございます、ゆまコロです。
小池龍之介『「自分」から自由になる沈黙入門』を読みました。
作者は浄土真宗系のお寺の住職さんです。
なぜかお坊さんの書いた本が気になる時があります。
ドキッとした話題はこちら。
「●「批判」の根っこは自慢。
そもそもなぜ、放っておけばいいのに、他人を批判したり文句を言ったりしたくなるのか。それすなわち、自分のダメさ加減から目をそらして、「ダメなのは他人、社会、世界のほうだ」と思い込みたいから、であります。
他を批判している間は、自分のダメさを忘れられるうえに、「こんな批判できちゃってるオレ//ワタシはすごく立派だよね」という印象を醸し出しているツモリ。
他人のことを「ブス」とか「カッコわるい」とか言えば、自分が「ブス」じゃないし「かっこわる」くもないという印象を醸し出しているツモリ。」
こうやって文字にすると、大変みっとないふるまいのようだけど、批判や文句に満ち溢れている時間や空間って、ありますよね。
客観的な物の見方をしたいと思いました。
途中、お説教っぽくて(読む気持ちが)ややダレましたが、割と面白かったです。
そして絵が可愛い。
最後まで読んで下さってありがとうございました。