ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

浅田すぐる『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』

おはようございます、ゆまコロです。

 

浅田すぐる『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』を読みました。

 

本書の中で面白かったのは、「年間400時間の残業をゼロにまで減らした方法」という章です。

 

 先に、部署の仕事は基本的にどんなものでも、目的、現状、課題、対策、スケジュールの5つをクリアにしていけばいいのだと気づいた、と 書きました。

 

 これをフォーマット化し、オリジナルの「1枚」を作ったのです。(中略)このフォーマットにも「トヨタの1枚」の3つの特徴(一覧性、フレーム、テーマ)を取り入れています。

 

 まず、どんな仕事でも、考え、明確にするべきポイントがはっきりしているので、考える時間が大幅に短くなります。

 

 「1枚」にまとめるときには、考えた結果をあらかじめ用意したフォーマットの枠内に埋め込んでいけばよいだけなので、書類作成の時間も大幅に短縮しました。

 

 さらには、伝える時間も短くなりました。

 

 

 

ルールを定着させることが、作業の効率化に結びつくのはなんとなく予想がつくけれど、「じゃあ具体的にどうやればいいの?」という疑問が浮かんでいる時に役立つと思います。

 

図で解説されると、「ああ、なんとなくできそうかも」と思えるので、レジュメ(プレゼン資料)を作るのが好きな人には、参考になるかもしれません。

スピーチ原稿の作り方も、自分が話しやすい工夫がされていて面白かったです。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術

トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術