おはようございます、ゆまコロです。
川北義則『男が人生で捨てていいもの いけないもの』を読みました。
特に、何かを捨てようとか、何か変えたいとか、目的を持って手に取ったわけではなかったのですが、読んだ後、無性に片づけと倹約をしたくなりました。
この中に出てきた、貝原益軒の言葉が印象的です。
「身に奉ずること薄きを倹約とし、人に施すこと薄きを吝嗇とす」
吝嗇(りんしょく)とはケチという意味です。自分のために使うお金をできるだけ我慢するのが倹約で、誰か人のためにお金を使うことを渋るのがケチなのだそうです。
著者は出版プロデューサーですが、ブログを拝見すると、
体調が悪く、入院しているような状況でも、「仕事に追われる身であることの幸福感」を感じる、とあり、働くことに喜びを見出している方なのだということが窺えます。
居住まいを正したくなる本でした。
最後まで読んで下さってありがとうございます。