ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

佐藤治彦『普通の人が、ケチケチしなくても毎年100万円貯まる59のこと』

おはようございます、ゆまコロです。

 

佐藤治彦『普通の人が、ケチケチしなくても毎年100万円貯まる59のこと』を読みました。

 

なるほど、と思ったのはこれです。

 

「本当に安く買えたかどうかは、買ったときにではなく、あとになってわかるものです。

 

商品は悪くない、まあまあ。何より安い、半額!だから買う。この買い方は、よく考えてみると、商品よりも値段が安いことに引きずられたという可能性がありますよね?では、買ったあとはどうなるでしょう?

  商品を十分気に入って買った値引きなしの1万3000円の洋服は、50回着ました。安さにひかれて買ってしまった5000円の洋服は、5回しか着ていません。もう、タンスの肥やし状態です。50回着た洋服は1回につき260円、5回しか着てない洋服は1回につき1000円のコストです。それも、260円のほうは気に入った洋服なのです。どちらが安い洋服を買ったのでしょうか?」

 

その他にも、口座の使い分けなど、考え方が似ているものがいくつかあって、なんとなく嬉しかったです。

 

もちろん、全部が実践したいと思うものではなく、

"クレジットカードでナナコにチャージし、セブンでクオカードを買い、ローソンにてポンタカードを提示した上でクオカードを使う"、などは、たしかにお得ではあるかもしれないのですが、自分のようにほとんどコンビニで買い物をする用事のない人には、あまり見返りがないように感じました。

 

それでも、59もアイデアがあるので、いくつかは、やってみたい情報があるかもしれません。

 

キツキツにして節約する、というよりは、無駄が出ないように気をつけながら、自分のこだわりを探し、情報を逃さないようにする、というスタンスなので、おおむね好感が持てました。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

普通の人がケチケチしなくても 毎年100万円貯まる59のこと

普通の人がケチケチしなくても 毎年100万円貯まる59のこと