ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

小原古邨展に行ってきました。

おはようございます、ゆまコロです。

 

茅ヶ崎市美術館で2018年9月9日-11月4日まで開催の「原安三郎コレクション 小原古邨展 -花と鳥のエデン-」に行ってきました。

 

日曜日、埼玉県の自宅を朝7時に出て、茅ヶ崎の駅前でお茶をしながらのんびり歩き、9時半頃到着しました。
NHKの番組で取り上げられたからか、結構混雑していました。10時の開館の30分前に5組ほど並んでいた列は、開館10分前には100人近くの行列に。

 

オープン前に、美術館の方から
・入ってすぐの展示室が混雑するので、全2部屋(春夏編と秋冬編)ある展示室にばらけてほしいこと。
・写真撮影OKだが、苦情が多いので、2ショットみたいに個人で作品を独占するように撮らないでほしいこと、気に入った写真のみの撮影にとどめてほしいこと。
という注意がありました。

 

入ってみると鳥をモチーフにした作品が多かったです。
ダイナミックな動きで、かつ羽の構造まで細かに表現されているので、特に鳥好きでなくても引き込まれます。つがいの作品や、温め鳥(ぬくめどり=大きな鳥が小さな鳥を足に乗せて、カイロのように暖を取ること。)などもあり、いろんな仕草にほほえましくなります。

 

展示品のほとんどが小原古邨の作品だったので、広さの割にはかなり見ごたえがありました。


ひとつひとつが短冊3枚分くらいの大きさなので、どうしても一枚をじっくり見る時間が長くなり、すぐに人が滞留してしまいます。

あまりに緻密なので、父は入口で虫眼鏡を借りて見ていました。

 

一筆箋と、踊るキツネのクリアファイルが欲しかったのですが、どちらも売り切れでした。

 

会期の前期と後期で展示品は総入れ替えとのことだったので、もう少し早く訪れていれば、と思うと残念です。

 

動物好きな方は楽しめると思います。

おすすめです。

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