ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

J.K.ローリング『ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部』

こんばんは、ゆまコロです。

 

J.K.ローリング『ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部』を読みました。

 

父親になったハリーが、息子とうまくいかなくてイライラしている様子が、ちょっと微笑ましかったです。

場合によっては彼の息子の方が、よほど大人に見える時もあります。

 

校長先生の言葉は相変わらず優しくて、温かみがあって好きです。

 

「ハリー:    私が不平を言わなかったというのは、ほんとうではありません。

 

ダンブルドア: ハリー、このごたごたした感情的な世界には、完全な答えなどありはせぬ。完璧さというのは、人間には届かぬところにあり、魔法でも届かぬところにある。どんな輝かしい幸福な瞬間にも、あの一滴の毒があるーー痛みが再びやってくることがわかっているという毒が。愛する者に正直であることじゃ。君の痛みを見せるのじゃ。苦しむことは、息をすることと同じく人間的なものじゃ。

 

ハリー:  あなたは以前にも、私に同じことをおっしゃった。

 

ダンブルドア: わしが今夜君に与えられるのは、これだけじゃ。」

 

また久しぶりにJ.K.ローリングから素敵な物語を貰って、幸せです。

 

脚本なので少し入りにくいですが、世界観は懐かしかったです。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

ハリー・ポッターと呪いの子 第一部、第二部 特別リハーサル版 (ハリー・ポッターシリーズ)

ハリー・ポッターと呪いの子 第一部、第二部 特別リハーサル版 (ハリー・ポッターシリーズ)