こんばんは、ゆまコロです。
J.K.ローリング『ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部』を読みました。
父親になったハリーが、息子とうまくいかなくてイライラしている様子が、ちょっと微笑ましかったです。
場合によっては彼の息子の方が、よほど大人に見える時もあります。
校長先生の言葉は相変わらず優しくて、温かみがあって好きです。
「ハリー: 私が不平を言わなかったというのは、ほんとうではありません。
ダンブルドア: ハリー、このごたごたした感情的な世界には、完全な答えなどありはせぬ。完璧さというのは、人間には届かぬところにあり、魔法でも届かぬところにある。どんな輝かしい幸福な瞬間にも、あの一滴の毒があるーー痛みが再びやってくることがわかっているという毒が。愛する者に正直であることじゃ。君の痛みを見せるのじゃ。苦しむことは、息をすることと同じく人間的なものじゃ。
ハリー: あなたは以前にも、私に同じことをおっしゃった。
ダンブルドア: わしが今夜君に与えられるのは、これだけじゃ。」
また久しぶりにJ.K.ローリングから素敵な物語を貰って、幸せです。
脚本なので少し入りにくいですが、世界観は懐かしかったです。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
ハリー・ポッターと呪いの子 第一部、第二部 特別リハーサル版 (ハリー・ポッターシリーズ)
- 作者: J.K.ローリング,ジョン・ティファニー,ジャック・ソーン,松岡佑子
- 出版社/メーカー: 静山社
- 発売日: 2016/11/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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