ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

なんとかテニスを続けたい。『ヘバーデン結節の8割は食事でよくなる!』を読んで

おはようございます、ゆまコロです。

 

私は30代に入ってからテニススクールに通い始めました。

去年の夏、スクールでの受講中、これまで感じたことのない体の一部分が痛くなり、違和感を覚えました。

 

右手中指の第一関節が痛い。

 

何をしていても痛くてたまらない、というわけではないのですが、強く握ると確実に痛みがある。

ストローク(自分側のコートでワンバウンドしたボールを打つこと)の時はそれほど痛くはない。

ただ、ボレー(自分側のコートに来たボールをノーバウンドで打ち返すこと)の時は、ラケットにボールが当たる瞬間グリップをぎゅっと握るので、痛みを感じる。

 

テニスをしていなくても曲げたり伸ばしたりするとやっぱり痛くて、突き指した感じではないし、なんだろな、と思って帰って、もしかしてこれは、ヘバーデン結節というものではないかと思いました。

 

「ヘバーデン結節」=指の第1関節が変形し曲がってしまう原因不明の疾患。

 

治療法はテーピングやステロイド注射、変形が進むと手術しかないらしく、なんとかこれ以上悪化しない方法はないかと、You Tubeで症状を和らげる体操などを調べていました。

その体操の動画の中で、ヘバーデン結節についての本が出ましたよ、と紹介されていたのが今回の本です。

 

筒井浩一郎さんの『ヘバーデン結節の8割は食事でよくなる!』。

 

 その痛み・腫れ・変形・しびれは、「腎臓の疲れ」が引き起こしていた!

 ここでストレスについて考えてみましょう。
 ストレス状態に陥ると、体の中では腎臓、副腎が大きな影響を受けます。
 副腎とは腎臓の上部についている小さな臓器です。
 東洋医学では、副腎も腎臓として捉えています。
 この副腎は、各種ホルモンを出す重要な臓器なのですが、ストレスを受けると副腎髄質からアドレナリン、ノルアドレナリンを出します。
 その結果、まず交感神経を興奮させます。
 体が緊張状態に入るということです。
 しばらくすると、副腎は副腎皮質からコルチゾールなどのホルモンを出します。
 その結果、副交感神経が働き始めます。
 体がリラックス状態に入るということです。
 このような過程を経て、普通ならストレスは解消されます。
 交感神経と副交感神経は自律神経と呼ばれており、ストレス状態の人はこのバランスが崩れてしまうのです。
 いわゆる「自律神経失調状態」に陥るのです。
 うつ病もこの延長線上にあると私は考えています。
 今から1年ほど前に、うつ病の患者さんがたくさん来院する時期がありました。
 そのときに、ストレスについて研究した経緯があります。
 同じ環境でも、ストレスを感じる人と感じない人がいます。
 それは大脳生理学によると、ストレス状態の脳というのは、左右どちらかの脳が優位に働いている状態だからです。
 つまり、「ストレス状態の人は、左右どちらかの脳しか働いていない」ということです。
 左脳が優位に働いている人は、一つのことが頭から離れなくなっています。
 そのことばかり気になって、ほかのことが手につかなくなっているのです。
 右脳が優位に働いている人は、自分ではストレスを感じませんが、ちょっと変わった行動をします。

 朝は元気だったのに、昼から急に元気がなくなったりします。
 人とは少し違った行動を取ることが多くなります。
 普通は時間が経てば、勝手に左右の脳が同じように働くようになります。
 この状態になると冷静な判断ができるようになり、もうストレスを感じなくなるのです。
 ところが、職場にストレスの元がある人は、職場に行くと、またストレスを感じてしまいます。
 自分にストレス状態をつくった出来事、人物などは自分で変えることはできません。
 解決策は、職場を変えるか脳を変えるかしかありません。
 いちばんいいのは、左右の脳のバランスをとることです。
 ストレスを改善するために脳のバランスをとるには、カウンセリングなどいろいろな方法がありますが、私は、「おでこに手を当てる方法」を勧めています。
 横になって、おでこに手を当てて、5分ほど寝てもらうだけです。
 おでこに手を当てることにより、前頭部に刺激がいきます。
 前頭部を刺激すると、左右のエネルギーバランスが整ってきます。
 閉所恐怖症や腕に重みを感じる人など、おでこに手を当てることに抵抗のある人は、みぞおち、または恥骨結合部に手を置くことでも同じ効果が期待できます。
(p46)

 

「おでこに手を当てる方法」、面白いなと思いました。ストレスを感じたらぜひやってみたい。

腎臓が疲れているかどうかなんて、考えたこともありませんでした。健康診断でも気にしたことがなかったし。

でも、読み進めると、私の腎臓疲れているかもな、と思い至ることになります。

 

 「水」をよく飲んで腎臓を休める


 大人の体では、水は体重の6割を占めますが、その水は体の中ではどんな働きをし
ているのでしょうか?
 役割としては、体中に酸素、栄養素を運び、老廃物を外に出します。
 汗などを出して体温の調節をします。
 そして、体液の性能を一定に保つ働きがあります。
つまり、水が足りないと、これらの働きができなくなるので、常に補給することが必要になるのです。
 では、どれくらいの水が必要かというと、年齢、性別によっても違いますが、成人男性で一日の必要量は約2500ミリリットルと言われています。
そのうち約300ミリリットルは、栄養素がエネルギーに変換されるときにできる代謝水です。
 したがって、口から入れる水分は2200ミリリットルということになります。
 これは飲み物、食べ物の中の水分の合計数です。
 食べ物の種類によって水分の含有量は違うので一概には言えませんが、飲み物として口から入れる水は1300ミリリットルと考えていいと思います。
 もちろん季節、気温、運動量によって水の量は変動するので、だいたい1200ミリリットルから2000ミリリットル取り入れるのがいいでしょう。
 農林水産省が出している「食事バランスガイド」というものがあります。
 これは一日に何をどれだけ食べたらいいのかを、コマの形とイラストで表現したものです。
 コマの下のほうに行くに従って、摂取量は少なくていいということになります。
 上から順に言いますと、「穀物」「野菜」「肉・魚」「果物」「乳製品」となります。
 

 「お菓子・スイーツ・嗜好飲料」に至ってはコマの紐に表現されており、最も摂取量は少なくなっています。
 「水」はコマの中心軸で、口から入れるもので一番重要な位置を占めています。
 私が再三お話ししている腎臓を疲れさせる食べ物が、このコマの下方にあるのがお
わかりいただけるでしょう。
 このコマを無視した食べ方をしていると、体の調子を崩すということになるのです。


 腸の働きを悪くする 「小麦製品」


 腸内環境を整えることはヘバーデン結節だけではなく、あらゆる病気を根本から改善するためには必要なことと言われています。
 なぜなら、ヘバーデン結節の原因である腎臓の疲れは、腸内環境が悪化しても起こるからです。
 腸には食物からの栄養分を吸収したり、免疫を強める働きがありますが、アレルギーがあったり、便秘、または軟便の人、パンを食べるとお腹が張る人、乳製品をとるとお腹を下す人などは、腸内環境を早急に整える必要があります。
 もしかしたら、「リーキーガット症候群」になっているかもしれません。
 リーキーガット症候群とは、別名を「腸漏れ症候群」とも言います。
 腸には表面に絨毛(じゅうもう)組織があり、未消化の食べ物や、重金属などが腸外に漏れないように守っていますが、 この絨毛組織の目が粗くなり、これらのものが腸外に漏れてしまう現象がリーキーガット症候群なのです。
 リーキーガット症候群になると、いわゆる毒素が腸から漏れ出して血管の中に直接入ってしまいます。
 そうすると、毒素が入った血液が全身を巡ることになります。
 当然、腎臓にも巡り、腎臓が疲れてしまう結果となってしまいます。
 では、なぜリーキーガット症候群になるのでしょうか?
 一番大きな原因は、「グルテン(小麦製品)」だと言われています。
グルテンの分解物が腸を刺激して、ゾヌリンというタンパクを過剰に分泌してしまい、タイトジャンクション、つまり絨毛組織の結合をゆるめて、毒素を腸の外に排出してしまうのです。
 腸の中では無害でも、外に出てしまうと異物と認識され、アレルギー反応が起きる原因ともなります。
 パンを食べるとお腹が張ったりするのはこのためです。
 それでは、どうすればいいのかと言うと、まずはグルテンを体に取り入れないことです。
 昔の小麦と違い、今の小麦は品種改良で育てやすくなっていますが、グルテンの含有量が高いのです。

 そのため小麦製品を食べれば食べるほど、リーキーガット症候群の原因であるグルテンを取り入れることになります。

 まずはいったん、小麦製品は体に取り入れないことが重要となります。

 そして、腸内環境を整えるには、腸内菌である「発酵食品」を取り入れてください。

 日本人ならみそ汁、漬物がベストです。
 発酵食品が苦手な人は、サプリメントでプロバイオティクスを取り入れます。

 これは乳酸菌、ビフィズス菌などの腸内有益菌のサプリメントになります。

 

 次に腸内菌の餌である「食物繊維」を取り入れます。
 これは海藻、根菜類、胚芽、きのこ類などです。
 食物繊維には穀物類に多い不溶性のものと、海藻、こんにゃく、果物に多い水溶性のものがありますが、これらをバランスよくとることが必要です。

 そして「オリゴ糖」が必要になりますが、 これは野菜の甘味になりますので、オリゴ糖が入っている野菜を取り入れてください。
 オリゴ糖は甘いので、売っているオリゴ糖をそのまま食べるのではなく、野菜で取入れたほうが無難です。
 玉ねぎ、ごぼう、アスパラガス、ねぎ、ブロッコリー、にんにく、アボカドなどに入っています。
 そして、腸内環境を整えるには、もう一つ大切なことがあります。
 これはあまり知られていませんが、「体の歪みを取り除く」ということです。
 体が歪むと腸の血流が悪くなって濁った池のような状態になり、腸内細菌は育ちません。
 たとえて言うなら、池の水が濁ると魚は死んでしまいます。
 池の水を入れ替えなければなりません。
 それには体の歪みを取る必要があるのです。
 とくに、太ももが硬い人は腸の循環が悪くなりやすいので、その部分の調整が重要になってきますが、それを効率よく取り除くには、体全体の歪みを正すことが求められます。


 「減塩」しすぎていませんか?


 もちろん、塩はヘバーデン結節の原因である腎臓の疲れにも関係しています。
 東洋医学では、塩は腎臓を養うのです。
 塩がないと腎臓は働くことができません。
 減塩ブームで、塩を悪者扱いしてとらないでいると、ヘバーデン結節改善にも影響するので、しっかりとってほしいものです。
 血圧が高めの人でも、「一日10グラム以下」であれば大丈夫です。

(p68)

 

「食事バランスガイド」は、家庭科の教科書や給食の献立表に載っていたあのコマの絵です。検索すると出てきます。

あらためて眺めると、確かに意外と毎日バランスよく食べるのは難しいんだよな、と思います。最近気にしているのは、水の量とたんぱく質くらいで、果物なんて取らない日もあったし。

「お菓子・スイーツ・嗜好飲料」なんざ「紐」ですからね。そんなの毎日摂ってる場合ではない。仕事中の自分に言い聞かせます。

 

ゆまコロはジョコビッチの本を読んで、パンはやめましたが、在宅勤務が増えて、麺類の消費は増えました。気を付けねば。

 

減塩も、今考えれば気を使いすぎていたかもしれません。家系的に塩分多めなので、漬物にはまず手を伸ばさないし、味噌汁を作るときも相当加減します。

サラダにもとんかつにも天ぷらにも、何もつけないで食べていました。

更に考えを改めさせることになるのが、ここから。

 

 間違った「水分補給」をしていませんか

 

 コーヒー、紅茶、緑茶を飲む人は、これも好きな人は一日に何杯も飲むので水分量としては足りているように見えますが、カフェインが入っているので利尿作用が働き、水分を尿として出してしまうために、水分量は足りなくなってしまいます。

 ハーブティー。これは、水分として入れていいものとそうでないものがあり、カフェインが入っているものは尿として水分を出してしまうので水分補給にはなりません。
 またカフェインが入っていなくても薬効成分が入っているものが多いので、ヘバーデン結節の症状が出ている人は、いったんやめたほうが改善は早くなります。薬効成分は刺激となり、腎臓を弱めてしまうのです。

 

 スポーツ飲料は砂糖が入っているので、前にもお伝えしましたが糖化の問題があるので、運動をしない人はお勧めできません。

 腎臓は刺激に敏感なので、体に取り入れるときには、できるだけ刺激のないものがいいに決まっています。
 コーヒーや紅茶にはカフェインレスのものもありますが、コーヒーはカフェインレスでも刺激があります。
 交感神経が興奮する作用があり、眠れなくなったりもします。
 飲むと胃の調子が悪くなる人もいます。
 紅茶もカフェインが入っていなくても、前にもお話ししたようにシュウ酸の問題があるので腎臓にはあまりよくはないのです。
 それを考えると、一番腎臓にやさしいのは、色がついていない「水」ということになります。


 水以外に飲んでもいいもの5つの条件

 

 「水を多く飲んでください」と言うと、「水は飲みにくい」と言う人が大勢います。
 水だと味がないので飲みにくい、というわけです。
「味のついたもので、ヘバーデン結節の人でも飲める飲み物は水以外にありませんか?」とよく聞かれます。
 お勧めなのは「レモン水」、水にレモンを浮かべて飲むものです。味がついて飲みやすくなります。
 水以外で飲んでもいいものは、

①ノンアルコールであること。
② カフェインが入っていないこと。
③甘くないこと (砂糖以外でも、果物や人工甘味料など甘さを感じるものはNGです)。
食品添加物が入ってないこと (ペットボトルに入っているものは、水以外では添加物が入っていることが多いので注意しましょう)。
 炭酸飲料、栄養ドリンク、 果汁飲料には、安息香酸(あんそくこうさん)ナトリウム、ビタミンCなどが含まれています。
 ビタミンCはいいのでは?と思われるかもしれませんが、ビタミンCは合成のLアスコルビン酸となり、その原料は遺伝子組み替えのトウモロコシだと言われています。
 よくお茶なら大丈夫と思っている方もいらっしゃいますが、ペットボトルのお茶にもビタミンCが入っています。
 また、ペットボトルからは発がん性のあるアンチモンフタル酸エステルが溶け出る危険性がありますので、温めるのはよくありません。気になる方はできるだけ利用しないほうが無難です。
⑤刺激が少ないこと(酸っぱすぎない、苦すぎない、甘すぎない、辛すぎない、しょっぱすぎない)。

 

 これらの条件を満たしたものなら大丈夫です。
 どんなものがあるのかというと、「炭酸水」です。
炭酸水にレモン汁を入れると、お酒を飲む人にはノンアルコールのレモンサワーとなります。
 お酒を飲む人は、これをお酒の代わりに代用するといいでしょう。
 ノンアルコールのビールもありますが、これは食品添加物が入っているのであまりお勧めできません。
 「麦茶」は大丈夫です。刺激が少ないし、カフェインも入っていません。
 番茶、とくに3年寝かせた三年番茶は、カフェイン量が少ないのでいいでしょう。「ノンカフェインの緑茶」も大丈夫です。

ルイボスティー」は南アフリカの山地で取れるものですが、カフェインが入っていないので大丈夫です。

 

 以上のものなら腎臓を疲れさせないので、ヘバーデン結節の人でも飲むことができます。

 ただし、基本は水なので、水も飲むようにしてください。

 とくにヘバーデン結節の人は、一度、2週間くらいは水だけにして、いったん腎臓を完全に休めてからほかの飲み物を飲むことです。まずは、腎臓を休めることをお勧めします。

(p82)

 

コーヒー、緑茶はほとんどかかさず毎日飲んでいました。特にコーヒーは1日に5杯ほど。具合の悪い日以外は飲んでない日はなかったはず。カフェインを取っても夜眠れない、ということがなかったので、寝る前でもお構いなしでした。紅茶も大好きです。ハーブティーも好きですが、味重視でカフェインの表示はほとんど気にしたことがなかったです。

スポーツ飲料は、テニスのときだけ1L用の粉末を5倍位に薄めて飲んでいましたが、普段は口にしないので、これはなんとか許されるはず。

それにしても、多岐にわたって腎臓を痛めつけ過ぎです。

 

最後に「健康な生活を送るための7か条」を、忘れないために示しておきます。

 

 アメリカの自然療法医に教わった「健康な生活を送るための7か条」

 

 私が米国で均整法の普及活動をしているときに(中略)教えてもらった健康になるための条件です。
 米国では、自然療法は日本に比べて20年先を行っていると私は考えるので、ぜひ参
考にしてください。

 

①健康的な思考
 毎日、ストレスをコントロールしましょう(たとえば、祈り、瞑想、ウォーキング、深呼吸、ストレッチなどを行うことでそれができます)。
 一日の中で1回は外に出て日に当たりましょう。

 一日1回は、生活の中で楽しいことをしましょう。
 同じポジティブ思考を持った仲間をつくりましょう。ネガティブ思考に陥ったとき、自分でそれを分析して乗り越える手段を考えましょう。
 毎日笑いましょう(もし笑えないなら、気分転換に面白い映画でも観ましょう)。

 

②健康的な水分補給
 天然水、または浄水器で濾過した水を十分に飲みましょう。そうすれば尿はきれいになります。

 

③健康的な睡眠
一日7~8時間は、睡眠時間をとりましょう。

 

④健康的な食事
 有機未加工で、丸ごと食べられる食物を食べましょう(例としては未加工の穀物、自然放牧の肉、生ナッツ、種、フイッシュオイル、亜麻仁油、オリーブオイル)。
 いろいろな色の野菜や果物を一日9サービングとりましょう(1サービングは野菜の場合は約70グラム)。
 カフェイン飲料は避けましょう。

 

⑤健康的な排出
 少なくとも一日30グラムの食物繊維をとりましょう。
 毒素を排出するために、便秘は解消しましょう。
 毎日、汗をかく時間をつくりましょう。
 一週間に3回、30分はサウナに入る時間をつくりましょう。

 

⑥健康的な活動
 自分ができるエクササイズを見つけましょう。
 少なくとも毎日30分間、外で活動しましょう。

 

⑦健康的な環境
 今いる環境の中で可能な限り毒素(食品添加物など)を避けましょう。
 食べ物の保存は、ガラスかステンレスにしましょう。
 プラスチックに入った食べ物は、決して温めないでください (理由はプラスチック素材に使われているBPA(ビスフェノールA)が熱によって溶け出し、それが体内に入ってしまうからです。BPA環境ホルモンであり、有害物質なのです。体内に入ると内分泌系を乱し、不妊症、精子減少、糖尿病、がんになりやすくなるとも言われています)。
 缶に入った食べ物、飲み物摂取は、なるべく最小限に抑えてください(缶の内側のコーティングには、BPAを含んだエポキシ塗料が使われています。 熱を加えたり、酸性のものや油に触れるとBPAが溶け出してしまいます。 酸味の利いたものや油を含んだもの、古くなったものは、とくに注意しましょう)。
 家ではHEPAフィルターを使用した空気清浄機を使いましょう (High Efficiency
Particulate Air Filter の略で、 JIS規格で粒子捕集率の高いフィルターです。昨今では、都市部だけではなく大気汚染が進んでいます。 光化学スモッグ、PM2・5、黄砂、花粉など人体に有害なものを取り除くには、最低でもこれくらいの性能のフィルターは必要となります)。
 オーガニックフードが食べられない場合は、野菜など、酢に15分間つけて表面を野菜ブラシでこすってから丸ごと食べましょう(農薬などの除去のため)。

(p147)

 

1周間に3回サウナは厳しいかもしれないな…。でも、気をつければ実現できそうなヒントはたくさんあるように思います。

 

右手中指第一関節の痛みを感じてから今日で4ヶ月ほど。

体操はこの本で紹介されていたものの他に、動画で見た簡単そうなものをやったりですが、まあまあ続いています。

そしてあんなに好きだったコーヒー・緑茶紅茶は、ぱったりやめました。

(飲みたくて辛くなるかな、と不安に感じましたが、やっぱりどうしてもテニスをやりたかったもので。)

現在痛みは感じていません。

病院に行って診断を受けたわけではないので、あの痛みがヘバーデン結節だったのかどうかは不明ですが、この本を手にとって食生活を変えたら、痛みは出なくなりました。筒井先生、ありがとうございます。

 

同じような痛みを持つ方みなさんに当てはまるかは分かりませんが、参考までに。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。