ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」に行ってきました。

おはようございます、ゆまコロです。

 

東京・六本木の森アーツセンターギャラリーにて開催中の「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」に行ってきました。

 

行ったのは10月の祝日、開館30分前に入口に着きました。同じフロアで3展覧会同時に開催しているからか、チケット売り場は結構並んでいました。(開館直前には自動ドアの外まで溢れそうでした。)

 

ちなみに、チケットを持っている人とこれから購入する人は違う列に並び、既に持っている人向けの窓口の方が多いので、前売りや招待券などを持っていなくても、セブンイレブンなどで事前に当日券を買って向かった方が若干スムーズかと思われます。

 

会場は大きな作品が多く、それほど混雑していて見えない、というほどでもなかったです。

 

写真撮影OKな作品(10点くらい)と、オーディオガイド(チケット代に含まれています)の解説がある作品は、目の前に行くまでに少し時間がかかるくらいでした。

 

自由に綴られるノートへのドローイング達や、差別され、鬱屈する感情をぶつけたようにも見える力強い筆致の作品、時代の寵児となった頃の作品、不安を抱え、空間を埋めるように描かれた大きな作品など、感情がダイレクトに伝わってきます。

 

スプレー缶で広い面に文字を綴る彼の映像を見ると、彼がまだ生きていて、言葉を発し続けているのではないかと思うほどでした。

 

読みやすくて、特徴のある(大文字のEの、左の縦棒がない)アルファベットの書き方がちょっと可愛らしいです。折り紙のパッケージに書かれた日本語を真似して描いているのがなんだか微笑ましかったです。

 

怖いほどのエネルギーが伝わってきましたが、自由にふるまっていい、という後押しをされているかのような力強さも感じました。

 

東京・港区の森アーツセンターギャラリーにて開催中〜2019/11/17(日)まで。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

f:id:hamletclone:20191015083719j:image

 

f:id:hamletclone:20191015083626j:image