ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

牛田専一郎『「何もつけない」美肌術 皮膚科学に基づく本当に正しいスキンケア』

おはようございます、ゆまコロです。

 

牛田専一郎『「何もつけない」美肌術  皮膚科学に基づく本当に正しいスキンケア』を読みました。

 

メイクも基礎化粧品も、「何もつけない」スキンケアがある、というのは、少し前に聞いたことがありました。

  

ゆまコロは元来無精なので、何もしなくていいなら極力付けたくない、というのが正直なところです。(化粧もどちらかというと苦手です。)

それでも、鼻の毛穴が気になったり、乾燥が気になったり、日焼けが気になったりするたびに、何か効果のありそうなアイテムを追加して、やはり面倒くさくなってやめる、というパターンを、ここ何年も繰り返しています。

 

ただ、本書の裏表紙にある「シャンプー使用不可」などは、口コミを見るといろんな局面で賛否両論なので、鵜呑みにし過ぎないようにしよう、と決めて本を開きました。

 

その結果、まあやってみようかな、と思えたのがこちら。

 

 

●毛穴のザラつきはお風呂あがりに指でとる。

 

鼻や頰の毛穴についている、白くザラザラしたものが「角栓」。入浴で全身を温めてから、指の腹を使ってやさしくこすると、肌を傷めずにキレイに取り除くことができる。(p31)

 

 

 

●洗髪前にていねいにブラッシングして、汚れや皮脂を落とす。

 

猪毛か豚毛のブラシを好みで選ぶ。(毛量が多い場合は猪毛が便利)

 

めやすは、前からと後ろから、100回ずつ。(p96)

 

 

 

 

ブラッシングについてはまったく足りていませんでした。お風呂の前に髪をとかす際は、髪が引っかからない状態になればまあいいだろうと考えていました。こんな適当なお手入れで、夏場の頭皮のベタつきを嘆くなんて100年早いと言われそうです。

 

 

●汗の季節に気を付けたい4つの接触

 

1.ふきとりシートを使わない。

制汗シート、お手拭きには多量の抗菌剤が含まれている。常在菌のバランスが崩れ、かえってにおいやすい体になることも。顔にも体にも使わない。

 

2.手を拭くタオルで顔を拭かない。

手拭き用と顔拭き用の二つを持ち歩く。

(手を拭いたタオルには一次刺激性物質(=接触性皮膚炎という皮膚疾患の原因物質。肌の炎症や湿疹をまねく。)が付きやすいため。

 

3.バッグに入れたタオルで拭かない。

バッグに施された抗菌加工が付いてしまうので、ビニール袋などに入れて持ち歩く。

 

4.ティッシュで顔を拭かない。

製造時に使われている薬品は、使用成分が確認できないものが多く、肌の赤み、毛穴の開きの原因になる。

 

 

上記の4つはすべてやっているというがっかり感。

また本書の冒頭の「肌の強さチェックリスト」も、「とても不安定な肌」という残念な結果に。 

 

毛穴対策は、なにか口コミで高評価なアイテムを導入しなければと考えていたので、購入を思い留まって良かったです。これをやってみて、どうにもならなかったら何か考える、程度でいいなと思いました。

 

アイクリームも化粧下地も不要、と云われると、じゃあ使わなくてもいいか、という気分になります。肌断食のようなケアがすがすがしいです。

 

いろいろなアイテムを試しているのに、あまり効果を感じられないとき、なにかヒントが見つかるかもしれません。

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

 

「何もつけない」美肌術

「何もつけない」美肌術