おはようございます、ゆまコロです。
齋藤孝『可動域を広げよ』を読みました。
齋藤先生が中学の時に硬式テニスをしていて、いかに速いサーブを打つかを考え、肩甲骨のストレッチに重点を置いたというエピソードが興味深かったです。
知り合いのおじいさんに教えてもらったという日本人考案のストレッチも参考になりました。
魅力的な話題はこちらです。
「●「可処分時間を増やせ
エストニアでは、政府が行政の電子化を推し進め、国民による公的手続きの九九%はオンラインで済むようになりました。その結果、国民一人当たりで年間平均二週間分もの時間の余裕が生まれたそうです。
また同記事によれば、ITの発達によって、先進国の一人当たりの労働時間は半世紀前より一一%も短縮されたらしい。それだけ「可処分時間」が増えたということです(二〇一九年二月二八日付)。(p103)」
二週間の時間の余裕、いいなあ…。ぜひ見習いたいところです。
面白い言葉だと思ったのがこれです。
「レオナルド・ダ・ヴィンチが手記に書き残したとされる有名な言葉に、「チャンスの女神は前髪しかない」があります。チャンスの女神は後頭部が禿げていて、通り過ぎた後では捕まえられない。だからその前に、前髪を摑めということです。可動域の権化のようなダ・ヴィンチの言葉だけに、信じて損はありません。(p123)」
他にも、各分野に優れたハブ本(文学や政治学などその道の権威の方が、オススメを紹介している本)を読むと、思考の範囲を広げやすい、という話が面白かったです。
ただ、ショックだったのが、巻末の
「あなたの「人生一〇〇年」は大丈夫?可動域チェックリスト30」
にて、目標の10以上に届かなかったことです。
「Move Your Body」で行動しなければ、という気持ちになりました。
最後まで読んで下さってありがとうございました。