ニジタツ読書

読んだ本の感想です。胸に刺さった言葉をご紹介します。時々美術館のことなども。

ひすいこたろう『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。 1秒でこの世界が変わる70の答え』

おはようございます、ゆまコロです。

 

ひすいこたろう『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。  1秒でこの世界が変わる70の答え』を読みました。

 

つまらない毎日を、ドラマチックに変える視点が、70個紹介されています。

 

面白いと思った視点はこちらです。

 

 

5.   「 誕生日なのに誰からも誘われない。予定がない。メールがない。寂しすぎる。こんなときは?」

 

福山雅治さんは、毎年2月6日にお母さんに花束を贈っています。

  自分の誕生日に一番がんばってくれたのは、お母さんだからという理由です。(中略)

  そう。福山さんにとって、誕生日とは、お母さんに「産んでくれてありがとう」と伝える日なのです。(中略)

 

  そもそも誰かに祝ってもらおうと期待しているから、祝ってもらえないときに寂しくなってしまう。

  誰かに期待するのではなく、むしろ自分が両親を祝おうと思っていたら、気持ちは晴れ晴れとしてきます。(p37)

 

 

良い発想だと思いました。親孝行までできそうです。

 

 

31.「レジに並ぶと、必ず遅い方のレジに当たる。

これ、どうにかならないの?」

 

…この法則は「エトーレの法則」と名づけられています。

 

アメリカ、ニューヨークに住むバーバラ・エトーレが発見し、1974年に「ハーパーズ」誌に手紙を送ったことで、この偉大な法則が話題になりました。

 

 しかし、日本では残念ながら、「エトーレの法則」はあまり知られていません。

 

 この発見はレジだけでなくすべてのことに当てはまります。銀行でも、スーパーでも、税関だろうがどこでも当てはまります。これを知るのと知らないのとではあきらかに人生が変わってくるはずです。

 その発見とは…、

 

「他の行列は自分の列より必ず早く進む」

by エトーレの法則

 

「自分の列が遅い!」と思って、あなたが列を離れて他の列に移った途端に、もといた列が早く進むことがあります。これも「エトーレの法則」のなせる技です(笑)。

 

 これは、まあ厳密な法則ではありませんけど、この法則を受け入れると、ラクになりませんか?

 

 並んだレジが遅いほうに当たるのは「当たり前」だととらえると、イライラすることが減ってくるんです。

 

 梅雨に雨が降っても腹が立たないように、当たり前だと思うと腹が立たなくなってきます。(p151)

 

 

真偽はともかく、「梅雨と同じようなものだと思う」というのは有効な手立てであるように思います。

 

 

人は認めてもらってからじゃないと、なかなか新しい一歩は踏み出せません。感情も一緒。まず受け入れ、認めてあげることです。

 

 受け入れるためのとてもカンタンな手法があるのでご紹介します。

 小玉泰子さんが生み出された、内なる叡智につながる「まなゆい」というコトダマ・メソッドです。

 どんな嫌な自分であろうとも、

 「私は、_____と思っている自分を

受け入れ、認め、ゆるし、愛しています。」

と、4つの言葉で自分の素直な気持ちを全肯定していきます。(p155)

 

 

これはなんだか、「アファメーション」と似ているような気がしました。

 

 

41.「私の人生は想定外のことばかり。

やんなっちゃう。」

 

…お釈迦様は、この世界は「苦」(思い通りにいかないこと)であると喝破しました。

 

 思い通りにいかないのがこの世界だと、お釈迦さまが2000年以上前に解明しているのだから、そもそも思い通りにいかないと必要以上に苦しむ必要はないんです。

 そもそも、人生は、そういうもんなんです。

 なんて書くと、「希望がないじゃないか!」という声が聞こえてきそうですが…

 

 いやいや!!いや!!いや!!!

 思い通りにいかないときほど希望があるんです!

 

 あなたのこれまでの人生で、とくに幸せや喜びを感じたことを、2つ、3つあげてみてください。それらは、思い通りになった結果、得られたものですか?(p199)

 

 

確かに思い通りになって結果が得られればそれは幸せだろうけど、そうでない道へ来たけど、喜びが待っていた、ということはあると思います。

 

 

52.「どうしてもわかり合えない人がいて苦しい。

 どうしたらいいの?」

 

…なにごとも期待値が高いと、いつもイライラしていなければなりません。

 たとえば、うちの子が漢字のテストで、60点を取ったとき。僕は息子の頭をなでまくり、「すごーーーーーい!!」とほめまくりました。

 というのも、うちの息子は「白鳥」に「ダチョウ」とルビをふるくらい漢字が苦手だったから(笑)そのため、漢字テストの結果にはもともと期待していないから、60点でも拍手喝采だったわけです。

 

 自分の期待値(認識)に応じて、感情は変化します。

「わかり合えない、わかってもらえない」と悩んでいる人は、「人と人はわかり合えて当然」というふうに、他人に対して抱いている期待値がとても高いのです。

 すると、わかり合えないことにストレスを感じ、なにかとイライラします。

 

 そんなあなたには、ゲシュタルト療法の創始者であるフレデリック・パールズの『ゲシュタルトの祈り』と呼ばれるメッセージを贈りましょう。

 

「私は私のことをします。

 あなたはあなたのことをしてください。

 私が生きているのは、あなたの期待に応えるためではありません。

 あなたもまた、私の期待に応えるために生きているのではありません。

 あなたはあなた、私は私。

 もし、私たちの心が通じ合わなくてもそれは仕方のないことです。

 そして、私たちの心がたまたま触れ合うことがあれば。

 それは最高に素晴らしいことです。」

 

 ちなみに脳科学的にも、男性と女性の性格は、平均して20%しか重なる部分がないようにできているので、20%しかわかり合えなくて当たり前だそうです。(p251)

 

 

 

安彦良和さんの本を思い出しました。こういう、前向きな諦めは、かえって友好的なイメージすら浮かびます。

 

 

54.「友人に先に恋人ができたり、結婚話を聞かされたりすると、すごく焦る!」

 

…焦っている自分自身や、嫉妬しているその感情を否定する必要は一切ありません。その感情はそのままで大丈夫です。

(中略)

 脳は「主語が理解できない」と言われています。つまり、人の悪口を言うと、自分が悪口を言われたのと同じ状態になる。逆に「あなたならできるよ」と友人を励ましている人は、自分の脳にも「できるよ」と刷り込んでいることになります。

 だから、他人を祝福することは自分を祝福することと、ほんとはイコールなのです。(p259)

 

 

「人は “欲しいもの” を引き寄せるのではなく、

 “自分と同じもの” を引き寄せる」

(ウェイン・W・ダイアー博士『ザ・シフト』)

のだそうです。不思議な仕組みです。

 

 

64.「自分が変わったところで世界は変わらないと思う。

 だから変わらなくていいのでは?」

 

…人間の犯す最大の罪ってなんだと思いますか?

 不倫でしょうか?人を責めることでしょうか?怒りに任せて怒鳴ることでしょうか?

 ドイツの文豪ゲーテは、人間の最大の罪について、こう言っています。

 

「人間の最大の罪は不機嫌である」

 

(中略)不機嫌は伝染していきます。だから最大の罪なのです。

ということは…

逆にあなたがご機嫌でいることは、まわりにハッピーを投げかけているということ。

 ご機嫌も伝染していくからです。(p305)

 

 

良いタイトルだな、と思って手に取った本でした。

孫引きが多くなってしまい申し訳ありません。でも面白かったです。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。