ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

小山宙哉『宇宙兄弟 35巻』

おはようございます、ゆまコロです。

 

小山宙哉宇宙兄弟 35巻』を読みました。

 

いよいよ月面天文台が完成し、感慨深い35巻です。

今回、心に残ったシーンはこちらです。

 

Airbus Beluga」(航空機のコンポーネントを空輸するために開発・製造された貨物機)という飛行機を私はこの漫画で初めて知りました。

「あの “イルカちゃん” 空港に着いたってよ!」

というセリフが作中にありますが、確かに見た目はイルカのようです。

ベルーガシロイルカの別名。)

実物を見てみたいです。

 

 

「あの中にソユーズが…!

日本へようこそ!

おじゃりもうせ!」(#325)

 

 

「おじゃりもうせ」は種子島の方言で「いらっしゃいませ」という意味なのだそうです。

 

  • シャロンからムッタへのビデオメッセージのシーン。

 

「アナタガ少年ダッタ頃 私ト交ワシタ何気ナイ約束ガ

アナタニトッテ トテモ重要ナモノダッタンダト― 改メテ感ジルコトガデキマシタ

私ニトッテモ ズットソウデシタ

 

ここまでいろんな辛い現実が あなたを悩ませたと思います

だけど あなたの夢は少年の頃のまま― その姿のままで―

約束を叶えてくれたことが 本当に嬉しい

 

本当ニ アリガトウ ムッタ」

(#330)

 

 

小さな頃の夢が叶うって本当に幸せな体験ですよね。それが、誰かとの約束の延長にあるものだったら、喜びもひとしおです。

 

さあ、次は無事に地球に帰るだけ。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。