おはようございます、ゆまコロです。
寺山修二『ポケットに名言を』を読みました。
著者がまとめた格言集です。(『人生はニャンとかなる!』みたいな本です。)
寺山修二の言葉で好きなのは、
なみだは人間の作るいちばん小さな海です。
(「人魚姫」より)
です。
他にいいなと思ったのは、以下の3つです。
ぽかんと花を眺めながら、人間も、本当によいところがある、と思つた。
花の美しさを見つけたのは人間だし、花を愛するのも人間だもの。
(太宰治「女生徒」
おいらは いろんな河を知っている
この世さながらの昔からのいろんな河を
人の肉体に流れている血よりも古い河を知っている
(ラングストン・ヒューズ「ニグロと河」
政治を軽蔑するものは、軽蔑すべき政治しか持つことが出来ない。
格言の出典が載っているものが多いので、(時々載っていないものもあります。)
面白そうな本を探す時も役に立ちそうだと思いました。
最後まで読んで下さってありがとうございました。