ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

木下あおい『美人は「食べて」綺麗になる。 この栄養素があなたをつくる』

おはようございます、ゆまコロです。

 

木下あおい『美人は「食べて」綺麗になる。 この栄養素があなたをつくる』を読みました。

 

食べることが大好きです。表紙に惹かれて手に取りました。

 

糖質のことが分かりやすく書かれていて、興味深かったです。

どうして低GIの食べ物が体に良いとされるのか、腑に落ちました。

ざっくり言うとこんな感じです。

 

身体に必要な糖質は、インスリンによって一定量は体内に蓄えることができるが、 とりすぎた糖質は、中性脂肪として蓄積される。

  ↓

糖質をとり込みすぎないようにすると、既に体内にある脂肪細胞は燃焼の対象になる!

 

血糖値を上げやすい糖質:

 小麦粉、米、砂糖、イモ類、フルーツ。

 

他にも、慢性的な疲労感を改善するための栄養素ビタミンB1の話も覚えておこうと思いました。

 

 「健康診断では病名がつかないのに、なぜか毎日疲れている」という人が増えています。慢性的な疲労感を軽減するための栄養素に、ビタミンB1があります。

 甘い物の食べ過ぎも疲労の原因のひとつです。というのも、ビタミンB1の役割には糖質を分解する、ということがあります。

 

 甘い物を食べ過ぎると、糖分を体内で分解するために優先的にビタミンB1が使われてしまい、疲労回復のために使うビタミンB1が足りなくなってしまうのです。すると、たまった疲労感はかいしょうされることのないまま、「疲れたから甘い物が食べたい」という、マイナスのスパイラルがはじまってしまうのです。

 

 改善する食べ方のポイントは、精製された糖質を控え、ビタミンB1の胎内消費量を控えること。もうひとつは、いかにビタミンB1を多く含む食べ物をたくさん把握しておくか。買い物の選択肢を増やしておけば、いろいろな料理で応用することができます。

 

 たとえば玄米は、炊いたお米100グラムで比較すると8倍もビタミンB1の数値が高くなります。他にも黒米、赤米なども、ビタミンB1が豊富で身体を温めるといわれています。

 野菜ではモロヘイヤや菜の花。また、前述したように、どの野菜もぬか漬けにするとビタミンB1が飛躍的に増えるとこが確認されています。乾物では、切り干し大根がおすすめです。そのほかに豚肉やウナギ、大豆製品もいいでしょう。

 

レシピがたくさん載っているところも好きです。

元気に夏を乗り切れますように。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

美人は「食べて」綺麗になる。~この栄養素があなたをつくる~

美人は「食べて」綺麗になる。~この栄養素があなたをつくる~