ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

矢崎雄一郎『免疫力をあなどるな!』

おはようございます、ゆまコロです。

 

矢崎雄一郎『免疫力をあなどるな!』を読みました。

 

免疫力についての本が面白かったので、もう一冊読んでみました。

 

この本では、「どうして食べ物の好き嫌いは良くないのか?」ということと、「朝、食欲がわかない時があるのはなぜか?」ということに対する答えがあり、とても腑に落ちました。

 

まず、免疫器官である「腸」の働きについて、まだまだ知らないことばかりだったな、と思ったのが以下です。

 

腸=消化器官であると同時に、最も大きな免疫器官。

細菌&ウイルスと 、たんぱく質、脂質などを識別している。

腸内にいる免疫細胞がこうした判断能力を備えているが、免疫細胞は、外来物である食べ物から沢山の刺激を受けることでより有能に、またより元気になっていく。

  ↓

免疫細胞を有能にするためには、子どものうちにできるだけ沢山の外来物に接して、腸内の免疫細胞の認識能力を磨くことができれば、大人になってからの免疫力も高まる。

 

これが、「好き嫌いなど偏食をしてはいけない」とか、「一日30品目を食べるのが理想」などと言われるゆえんなのだそうです。

 

そして、朝、食欲がわかないというのは、夜しっかり休めていないということなのだそうです。

 

(通常は)日中に交感神経が優位になっていて、夜、副交感神経が優位になるようにスイッチが切り替わるが、 この切り替えがうまくいかないと、朝の食欲低下に結びつく。

 

朝起きてご飯を食べて仕事に行って、と、特に何も考えずに行動していましたが、体は微妙なバランスで自分を動かしてくれているんだな、ということに気付きました。

分かりやすかったです。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

免疫力をあなどるな!

免疫力をあなどるな!