ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

嶋田毅『[実況]ロジカルシンキング教室』

おはようございます、ゆまコロです。

 

嶋田毅『[実況]ロジカルシンキング教室』を読みました。

 

ロジカルシンキングという言葉を聞いたことはあるけど、どういうことなんだろうと思って手に取りました。

 

以下にまとめると、こんな感じです。

 

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ロジカルシンキング=論理的思考。筋道を立てて論理的に考えること。

メリット:説得力のある主張ができる。

 

ロジカルシンキングのルール:

①結論はYes/Noを明確にする

②「なぜなら」「だから」で話を展開する

③事実(ファクト)に結びつける

④論点(イシュー)を押さえ、バランスよく考える

 

ロジカルシンキングでは、局所だけを見るのではなく、全体を見て重要な「モレ」がなく判断していることがポイント。

 

※最終的な結論を支える土台は3~4つに集約すると説得力があり、分かりやすくなる。

 

●文章にするとき

ビジネスの場合で相手の気分を害さない内容であれば、最初に主張を述べるメッセージが良い。

 

最初に主張→その根拠→最後にもう一回主張を述べる。

(反論されそうなところ、質問が来そうなところには、

ファクトなりデータなりの資料を添付する)

 

●ロジカルな思考を加速させるための考え方の「型」

1.MECE/ロジックツリー(問題点と解決策を見つける)

2.マトリックス(物事を構造的に把握する)

3.フロー図(作業工程、因果関係など時間を可視化)

4.関係図(人間関係、影響力などを図式化)

5.仮説検証(仮の結論を最初に立ててしまい、検証する)

 

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文章で読んでいると、じゃあ具体的にどうすればいいのかがよく分からないのですが、こういう例です、という図があるので、理解しやすいです。ロジックツリーやマトリックスなどの図は、目にしたことが多いと思います。

用途に合わせて自在に使えれば、自分の主張に説得力が増すように思いました。

 

プレゼンや論文の際に役に立つと思います。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

[実況]ロジカルシンキング教室 (グロービスMBA集中講義)

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