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おはようございます、ゆまコロです。
私の「健康」ということで、健康に関する話題を。
先日、テニスをしている最中にぎっくり腰になりました。この一年で3回目です。
整形外科に行ったところ、椎間板ヘルニアの初期症状だと診断されました。仕方がないのでテニススクールは休会し、仕事に行くのもおっかなびっくりです。
GWなのにテニスもできず、辛い日々です。
腰が痛くない日々に戻りたいと、腰痛について書かれた本を探しに行きましたが、ものすごい数が並んでいて、途方にくれました。
読んだものからご紹介していくことにします。
紺野愼一『自分で治せる腰痛 痛みの最新治療とセルフケア』を読みました。
著者は福島県立医科大学の教授で、整形外科、特に脊椎・脊髄外科、腰痛の研究と治療を行っているお医者さんです。
この本から分かったことは、腰痛の原因には4種類あるということでした。
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①非特異的腰痛
X線やMRIなど画像検査で腰の骨や椎間板などを見ても、原因を特定できないもの。
「腰が痛い」と言って病院を受診する患者さんのうちの、85%がこれに該当する。
この腰痛の3分の2には心理・社会的要因のストレスが関与していることが分かっている。
②腰椎椎間板ヘルニア
椎間板=椎体(ついたい。骨のこと)と椎体の間にあってクッションの働きをしている軟骨のこと。中央に「髄核」というゼリー状の組織があり、その周りを繊維輪(せんいりん)という軟骨が覆っている。この繊維輪が壊れて神経に向かって飛びだした状態を「ヘルニア」と呼ぶ。
しかし、ヘルニアがある76%の人たちは痛みを感じておらず、ヘルニアが腰痛の原因になる例は、腰痛全体のわずか2~3%。
③腰部脊柱管狭窄脊柱管(せきちゅうかん)は背骨の中にある空洞で、その中を「馬尾(ばび)」や「神経根」という神経が通っている。脊柱管は加齢と共に狭くなっていき、馬尾や神経根が圧迫されるようになる。すると、神経は下肢(足)につながっているため、足が痛んだりしびれたりして長く歩けないという症状が出てくる。この状態を腰部脊柱管狭窄と呼ぶ。高齢者に多い。
④その他の原因
骨粗しょう症によって体の重みに耐えられなくなって骨が潰れる「圧迫骨折」など。
また、がんや虫歯、感染症が原因の腰痛もある。
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この先生が見た患者さんの例などを見ると、ストレスが何かを明らかにし、腰痛へアプローチする、という処方が多いように感じました。
なるほど、と思ったのは次の個所です。
「脳の「報酬系」と呼ばれる快感を得る部位と、痛みを感じる部位は同じ場所にある」ので、「好きな食べ物、好きなにおい、好きな音楽、好きな画像などによって快感を得ると、痛みは抑制されます。」(p120)
なので、痛みがあるからといって好きだったことを我慢しすぎないことが大切だとありました。
他にも、日光浴をしてビタミンDを吸収すること、骨粗しょう症の予防のために成人男性650~800mg、成人女性650mgのカルシウムを食事で摂ること、筋肉をつけることより、毎日体を動かすこと、など、心がけられそうな項目が多かったです。
紹介されていたストレッチからはじめてみたいと思いました。
最後まで読んで下さってありがとうございました。