ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

海保博之『仕事日記をつけよう』

おはようございます、ゆまコロです。

 

海保博之『仕事日記をつけよう』を読みました。

 

「仕事日記ってなんだろう?」と思って手に取りました。

 

本文に、「ミスが続くとき、この仕事日記の中で思い切り「言い訳」をすると、あなたが成功や失敗の原因をどう考えるか?という意見が現れ、自分を観察する習慣が身に付く」とあり、上司に報告するときなどにも役に立ちそうだな、と思いました。

 

仕事日記の書き方は、大ざっぱに挙げると次の7項目になります。

 

仕事日記の原則:

①毎日書く。

②仕事を始める前に書く。

③最初のページに目標、理想を書く。※

④内容はなんでもいい。

⑤PCでも、ノートに書くのでもOK。

⑥こまめに読み返す。

⑦絶対に他人に見せない。

 

※③の「最初のページに目標、理想を書く」については、

 

「仕事日記における目標の立て方は、ルールがないのがルールです。

 

「あまりに壮大でどうせ実現しないかな?」

「こんなささいなこと、目標とは呼べないだろう」と気に病んで、具体的な目標を無理やりひねり出さなくてもいいのです。

 

素直に、「こうなりたい」「こうしたい」ということを目標にしてください。

 

ただし、必ず、本音を書くこと。

 

周囲に期待されている像ではなく、あなたが心から思う願いを書いて下さい。

 

仕事日記では「目標を立てる」ことに意味があり、「どんな目標を立てるか」は、あまり重視しません。

 

なぜかといえば、仕事日記をつけ始める前の段階では、

「自分がどういうふうに仕事をすれば幸せを感じるのか」が、わかってないからです。」

 

「自分がどういうふうに仕事をすれば幸せを感じるのか」、確かにそれは、こんな感じ、というようなイメージはあっても、言葉にしてみないと分からないものであるように思いました。

 

また、「やりたいことの前にやりたくないことをやる」=プレマック原理が、ポジティブに過ごしていくための原動力になることなど、ちょっとした仕事の工夫が面白かったです。

 

手帳を使っている人や、書くことが好きな人にはおすすめの方法です。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

仕事日記をつけよう

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