おはようございます、ゆまコロです。
吉田穂波『「時間がない」から、なんでもできる!時間密度を上げる33の考え方』を読みました。
時間密度という言葉が気になって手に取りました。
著者は産婦人科医療に携わるお医者さんです。
いいなと思ったのはここです。
「留学前の私は、どちらかというと周囲から認められたいという気持ちを強くもっていました。もちろん、産婦人科医として、妊産婦さんたちの役に立ちたい、新しい命の誕生をサポートしたい、女性特有の病気に悩む患者さんたちの力になりたいとも考えていましたが、そうすることで最終的には「すばらしい仕事をしている」と思われたかったのです。
そんな私に、ハーバードの教授たちがよくいっていた言葉は心に刺さるものがありました。
「君たちは世界のリーダーになる人材だ!社会を変えろ!」
折に触れて教授たちが口にする “Make a difference!” という言葉は、私を考えさせました。
私はいったいなんのためにここで勉強しているのだろう?
ハーバード公衆衛生大学院卒業という勲章が欲しいから?
「すごいね」と認められたいから?
知識やスキルを得たいから?
ううん、どれも違う。社会を変えるためだ。今、私たちが暮らしているこの社会を、今より少しでもよい方向に変えるため。そのために私は勉強している。」
個人的には、全編を通しての、日記のような体裁になんとなく寄り添いにくさを感じなくもなかったのですが、姿勢は見習いたいなと思いました。
最後まで読んで下さってありがとうございました。