ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

あらかわ菜美『モノのために家賃を払うな!買えば買うほど負債になる!』

おはようございます、ゆまコロです。

 

あらかわ菜美『モノのために家賃を払うな!買えば買うほど負債になる!』を読みました。

 

好きな所は、「持ち物リスト」と「モノは消耗品だと考える」という箇所です。

 

●自分の持ち物をすべて把握する「持ち物リスト」

 

「①自身が「何を、どれだけ持っているか」を把握することが大切。

定期預金、年金、株や、持ち物を “すべて残らず” ノートに書きだす。

デスクやテーブルまわりの小物、とっておいたショップの紙袋などや箱、食品、日用品ストック数など、例外なしに、モノを減らしたいなら必ずやる。自分が管理できないほど持つことが、すでに分不相応。

 

②リストの「使用頻度」を判断する。

値段ではなく「どれだけ使っているか」で持ちものの価値を決める。

 

1)毎日使う。

2)週に1度以上使う。

3)月に1度以上使う。

4)数カ月に1度以上使う。

5)毎年使う(コートなど季節もの)

6)1年以上使ってない。

7)3年以上使ってない=もちろん処分。

8)いつか使う。

 

8が6,7と重なっているようであれば、完全に捨てるべきモノ。」

 

●モノは消耗品だと考える。

 

本や雑誌は消耗品。読み終わったら、本棚に置くのではなく、処分するか古書店へ。

「これは何にでも言えることですが、いつまでもとっておくから、モノに対する執着心がわいて、捨てられなくなるのです。捨てにくいのは、長くとっておいたからなのです。

 

 本から得た知識や感動は、すでにあなたの栄養になっています。それで十分、役目を果たしたのです。いらなくなったらすぐに手放してしまう癖をつければ、モノに対する執着心がなくなります。」

 

賛否が分かれる気もするのですが、これを読んでまず、自分の本棚からリスト化をやってみました。

そうしたら、リストが完成する前に、だいぶ数を減らすことが出来ました。持っていたことを忘れていた本まであり、恥ずかしいやら情けないやら…。

 

厳しめな内容ですが、結構面白かったです。モノを所有するために、毎月家賃を払っているのか、と考えるのも、一つの手だなと思いました。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

モノのために家賃を払うな!~買えば買うほど、負債になる

モノのために家賃を払うな!~買えば買うほど、負債になる