ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

向笠千恵子『日本の朝ごはん』

おはようございます、ゆまコロです。

 

向笠千恵子『日本の朝ごはん』を読みました。

 

この本では、日本のいろんな場所の朝ごはんの様子が見られます。

朝、お散歩をしている間にオーブンで焼き芋を焼くという、香川綾先生(医学博士。栄養学の普及に尽力した。)の朝ごはんが印象的です。

 

香川先生は、四群点数法を提唱した先生です。

 

(四群点数法とは…食品を栄養的な特徴によって4つのグループに分け、バランスのよい食事がとれることを目的にした食事法。

 

1.食品を次の4つの群に分類する。

第1群:乳・乳製品、卵

第2群:魚介類、肉類、大豆・大豆製品

第3群:野菜、芋類、果物

第4群:穀物、砂糖、油脂


2.食材毎に80kcal=1点の「点数」が公表されている。


3.一日の食事で摂取した食材の点数の合計が20点になるように食事を整える(性別や職業などによって点数は増減する。例、成人女性は1日20点、1,600キロカロリー)。


4.第1群、第2群、第3群からそれぞれ3点以上を採るようにし、残りを第4群の点数で摂取するようにする。(ウィキペディアより))

 

あとは、和歌山県龍神温泉の茶粥(番茶で炊いたお粥)の話も美味しそうでした。

 

読むと、空腹が募ってきます。

また、朝ごはんをしっかりとろうという気持ちになってきます。

食べることが好きな方におすすめです。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

日本の朝ごはん (新潮文庫)

日本の朝ごはん (新潮文庫)