ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

ウィリアム・サッカレー『ばらと指輪』

おはようございます、ゆまコロです。

 

ウィリアム・サッカレー、大平よし子(訳)『ばらと指輪』を読みました。

 

すてきなタイトルだな、と思い手に取ったのですが…。

短い話ながら人間関係が割と込み入っていて、読みながら相関図を書きました。

出てくる名前も、結構覚えにくいです。ホッギナルモ伯爵とか。(メモしにくい。)

 

作者サッカレーカルカッタ(インド)生まれで、6歳の時にイギリスにやってきたそうです。

本作は病気の自分の子どもを慰めるため、ローマで書かれたものだとか。

 

ストーリーよりも、サッカレーが子どもが大好きで、自身も一生、大きな子どものようだった、という解説の方に惹かれました。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

バラとゆびわ (岩波少年文庫)

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