ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

立川志の輔『古典落語100席』

おはようございます、ゆまコロです。

 

立川志の輔(選・監修)『古典落語100席』を読みました。

 

私は映画を観たいと思うと、先に本で読んでしまって満足してしまうことがあります。あるいは映画を観て面白かったりすると、再び文章で読みたいタイプです。

 

数年前、初めて落語を見ました。

会場の人と世間話をしていると思ったら、いつのまにか話は江戸時代になり、面白がっているうちに物語は洒落で唐突に終わる、というのが新鮮でした。

 

しかし、言葉を知らないので、出てくる単語がわからなくて(「牛ほめ」など)、あとから面白さを復唱できないことが惜しいと思っていました。

 

オチも、話は聞いたことがあっても、自分が知っているのとは違う結末のものがあったりして、発見が多かったです。

 

なんか、ドラえもんに似た話があるなあ(「あくび指南」とか)と思ったら、藤子・F・不二雄先生も落語がお好きだったことを思い出しました。

 

寄席やテレビで見た方が臨場感があって良い、という意見もあるとは思うのですが、じっくり文字で追うのが好きな人にはオススメです。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

滑稽・人情・艶笑・怪談…… [愛蔵版]古典落語100席

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