おはようございます、ゆまコロです。
『岩合光昭の世界ネコ歩き 番組ガイドブック』を読みました。
猫を飼っているので、テレビに猫が映っていると気になります。以前、岩合さんの写真展にも行ってきました。
この本はすでに続刊が何冊か出ているのですが、写真展で見た、岩合さんの頭に乗っている猫が出ていたので、手に取りました。
気になった言葉はこれです。
「写真展などで番組を観ている方にお会いするとよく聞かれることがあります。「どうしてあんなにネコに好かれるのですか?」正直にお答えします。すべてのネコには好かれません。もちろん僕に近づいてくれるネコもいますが、姿を見ただけで回れ右をされることもあります。隠れ上手はテレビには映らない。ですが敢えてお答えするとしたら、ネコと仲良くなりたい、と積極的に考えないことです。ネコがこちらをどう見ているか、が肝心なのです。こちらの肩に力が入れば入るほどネコは警戒してしまいます。ネコを穴のあくほど見ていると、話しかけるタイミングだったり、スーッと寄っていけるタイミングだったり、ネコの世界に入り込んでいける瞬間があります。ぜひ思考ではなく感覚で感じてみてください。」p95
岩合さんでも猫に好かれないことがあるとは…。そして番組中を見ていて気になっていた現象、ネコがカメラに近寄ってくるのは、「大きなレンズに映る自分の姿に反応しているよう」なのだとのこと。
チーフ・プロデューサーさんの言葉にもあったのですが、この番組は猫が主役だけど、その土地の空気や風情、暮らしのにおいが伝わってくるような感じがして好きです。
掲載されている写真はちょっと小さめですが、猫好きな方なら面白いと思います。
最後まで読んで下さってありがとうございました。