ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

川嶋朗『心もからだも「冷え」が万病のもと』

おはようございます、ゆまコロです。

 

川嶋朗『心もからだも「冷え」が万病のもと』を読みました。

 

冷え性です。

冬は大抵しもやけを発症します。

夏も裸足になるのは苦手です。

皮膚科の先生に運動をした方がいいと言われ、筋肉を付けるために、3年前からテニスを始めました。

 

なにか、冷えにくい体質になるために効果的なことがあれば知りたいといつも思っています。

そんな中で、ショックだったのはこの言葉です。

 

「例えばあなたが、ある環境的要因によってがんになったとします。ではなぜ、あなたの隣に住んでいる人はがんにならないのでしょう?その差はどこにあるのでしょうか?環境だけではなく、あなた自身のなかにも、原因があるのではないでしょうか?

  一定の環境にあるすべての人の体に、がんが発生するわけではありません。同じようなストレスを与えられても、受け流すことのできる人もいれば、深刻に受けとめてしまう人もいます。がんになる人もいれば、ならない人もいるのです。そのような抗ストレス力、つまり感受性についても、個人の資質として捉えるべきでしょう。

  ここで改めて皆さんにお話したいのは、がんにならない自分を意図的に作ってほしい、ということです。あなた自身のストレスは何なのか、逃げずに直面してください。できることならそのストレス源を改善してください。どうやったら自分がストレスを解消できるのか、考えてください。自分が冷えているという自覚があるのなら、その冷えを解消してください。それはあなたの責任です。」

 

冷えるのは仕方がない、と半ば諦めていましたが、主体的に体のことを考えねばダメだ、と思わされました。

 

頑張りたいです。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

心もからだも「冷え」が万病のもと (集英社新書 378I)

心もからだも「冷え」が万病のもと (集英社新書 378I)