ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

斉藤洋・杉浦範茂『ルドルフとスノーホワイト ルドルフとイッパイアッテナⅣ』

おはようございます、ゆまコロです。

 

斉藤洋・杉浦範茂『ルドルフとスノーホワイト  ルドルフとイッパイアッテナⅣ』を読みました。

 

ルドルフとの出会いは小学生の頃です。

少し前ですが、映画も観ました。

初めて読んだ頃は、まさかその後映画館で会うことになるとは思ってもおらず。

嬉しい再会でした。

 

今回、タイトルからてっきり、ルドルフとスノーホワイトがくっつくのかと思いきや、そうでもなく。

 

でも、ブッチーの娘がルドルフの真似をしてトラックに乗るなど、周囲から一目置かれる存在になっているのが嬉しかったです。

 

大人になってみると、イッパイアッテナの子どもはどこにいるのかとか?とか、そもそもルドルフは東京に来る前に去勢手術をしていたのか?とか、物語とは関係ないところが気になったりします。

 

それはさておき。

映画でのルドルフはとても可愛らしく、こんなに愛くるしいビジュアルだったのか〜と身悶えしました。初めて東京に来た日、「リエちゃん…」と神社の柱に頭を擦り付ける仕草が本当に可哀想で、物語も序盤なのに泣きました。

 

岐阜に帰る際の、主要な地名を通りながらの演出は、小学生の時初めて読んだ時のようにワクワクしました。

大好きな作品です。

映画にして下さってありがとうございました。

 

ルドルフとスノーホワイト (児童文学創作シリーズ)

ルドルフとスノーホワイト (児童文学創作シリーズ)