こんばんは、ゆまコロです。
菅原道仁『そのお金のムダづかい、やめられます 脳のしくみを知るだけで、浪費は"自然と"消えていく』を読みました。
読んでいて、「こういうこと、お店の戦略として、あるある」と思うことがいくつもありました。買物の際、自分の頭で必要か否かを考えているようでも、企業に踊らされている部分は大きいな、と思いました。
例えば、
大勢の人が選んでいるから良いものだ、と思ってしまう心理。
例、「とりあえずビール」と言う。街角の行列に並んでみる。など。
他人から好意や譲歩を受けると、お返しをしなければ、という心理になる。
例、店員さんが自分のサイズをバックヤードから出してくれた。他店の在庫を電話で問い合わせてくれた。など。
→返報性の原理
そんな戦略に乗って浪費しないために、本書は、自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識する能力=「メタ認知能力」を高めることを推奨しています。
そのためには、
・日記を書く
・小説、ドラマの主人公がトラブルに巻き込まれたとき、自分だったらどう解決するか?を考える
ことなどが有効なのだそうです。
お買物に対して慎重になれそうなので、お金が貯まらないな、と思った時など、参考になるかもしれません。
最後まで読んで下さってありがとうございました。