ニジタツ読書

マイペース会社員のゆるふわ書評。なるべく良いところを汲み取ろうとする、やや甘口なブックレビューです。

2021-01-25から1日間の記事一覧

オルガ・トカルチュク『昼の家、夜の家』を読んで

おはようございます、ゆまコロです。 オルガ・トカルチュク、小椋彩(訳)『昼の家、夜の家』を読みました。 ノヴァ・ルダの協同組合銀行に勤めるクリシャは夢を見た。一九六九年の早春のことだった。 夢のなかで彼女は、左耳に声を聞いた。はじめは女性の声…